注目アニメ紹介:「新世界より」 貴志祐介の人気SF小説を映像化

(C)貴志祐介・講談社/「新世界より」製作委員会
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(C)貴志祐介・講談社/「新世界より」製作委員会

 手を触れずに物を持ち上げたりする「呪力」という“神の力”を手に入れた1000年後の未来を描いたSFアニメ「新世界より」が2日深夜、始まる。原作は貴志祐介さんの小説(講談社)で、ファンの間でその描写などから「映像化不可能」と言われた異色作だ。

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 人が「呪力」を身につけた遠い未来。12歳の少女・渡辺早季(さき)や、親友の秋月真理亜(あきづき・まりあ)らは、「八丁標(はっちょうじめ)」と呼ばれる結界の中にある小さな町「神栖66町」に住んでいた。「呪力」を学ぶ学校に通う5人の少年少女たちはある日、人類の封じられた忌まわしい歴史を知り、命懸けの冒険へと追いやられる。そして14歳に成長した5人の前には、より過酷な試練が待ち受け、26歳の夏には惨劇が人類を襲うことになる……。

 見どころは、次々と明らかになっていく真実や過去の歴史、予想もつかないストーリー展開だ。呪力とは? 1000年後の未来にもかかわらず退化しているのはなぜか? 醜い姿をしているが人間並みの知能を持った「バケネズミ」とは? また、12歳と14歳で声優を入れ替える異例の試みも話題になっている。

 早希役の声優は「TARI TARI」の種田梨沙さん、真理亜役は「モーレツ宇宙海賊」の花澤香菜さんが担当。「ソードアート・オンライン」のA-1 Picturesが制作する。全25話(2クール)予定。

 放送は、テレビ朝日で2日深夜から毎週火曜深夜3時10分~ほか。

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