映画興行成績:「まど☆マギ」後編が初登場で2位 「ツナグ」が2週目で初V

「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語」のポスター (C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Partners・MBS
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「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語」のポスター (C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Partners・MBS

 15日発表された13、14日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、俳優の松坂桃李さんが初の映画単独主演を務めた新作「ツナグ」が、前週の3位からランクアップして首位に輝いた。2位は「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編]永遠の物語」で、全国43スクリーンという小規模の公開ながら、土日2日間成績は約11万7000人を動員し、興行収入約1億7000万円、1館当たり平均約400万円という好成績を記録し、興行収入順では1位となる大ヒットスタートとなった。

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 「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ」は、11年に放送されたテレビアニメ全12話を再構成し、前後編で上映。前週に公開された「 [前編] 始まりの物語」との土日対比は、動員128%、興行収入124%と、前編を超えている。「後編」本編のエンドロール後には、来年公開予定の続編「[新編]叛逆の物語」のタイトルとともに予告編が公開されるというファンにはうれしいサプライズも話題を呼んでいる。

 北野武監督作品で初の首位スタートを切った「アウトレイジ  ビヨンド」は2ランクダウンの3位、4位の「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」は6週目で動員400万人、興行収入50億円を突破した。そのほか新作は、ジョン・キューザックさん主演のサスペンス・スリラー「推理作家ポー 最期の5日間」が8位、人気アイドルグループ「ジャニーズJr.」と「AKB48」が共演して話題を呼んだ深夜ドラマの映画化「劇場版 私立バカレア高校」が9位に初登場した。

 「推理作家ポー 最期の5日間」は、世界初の推理作家エドガー・アラン・ポーと、ポーに魅せられた小説模倣犯による命を懸けた5日間の壮絶な戦いを描いたミステリー。自身の小説「モルグ街の殺人」の手口に似た連続事件の容疑者にされ、模倣犯を追うポーだったが、真犯人は婚約者のエミリーを誘拐し、ポーに殺人の“偉業”を新聞に連載するよう挑戦状をたたきつける……というストーリー。「劇場版 私立バカレア高校」は、「ジャニーズJr.」と「AKB48」のメンバーが共演した学園青春ドラマの映画版。迫力あるアクションシーンや下克上、コスプレ、恋愛の要素もあり、ジャニーズJr.の森本慎太郎さん、松村北斗さん、京本大我さん、AKB48の島崎遥香さん、大場美奈さん、光宗薫さんらがドラマ版に引き続き出演している。(毎日新聞デジタル)

1位 ツナグ

2位 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語

3位 アウトレイジ ビヨンド

4位 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

5位 ロラックスおじさんの秘密の種

6位 神秘の法

7位 バイオハザード5 リトリビューション

8位 推理作家ポー 最期の5日間

9位 劇場版 私立バカレア高校

10位 最強のふたり

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