渡辺麻友:「ねらわれた学園」試写会で主題歌初披露

劇場版アニメ「ねらわれた学園」(中村亮介監督)のプレミア試写会舞台あいさつに登場した「AKB48」の渡辺麻友さん
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劇場版アニメ「ねらわれた学園」(中村亮介監督)のプレミア試写会舞台あいさつに登場した「AKB48」の渡辺麻友さん

 アイドルグループ「AKB48」の渡辺麻友さんが19日、東京都内で開かれた劇場版アニメ「ねらわれた学園」(中村亮介監督)のプレミア試写会の舞台あいさつに白いワンピース姿で登場。桜吹雪が舞う演出の中、集まったファン約580人の前で主題歌「サヨナラの橋」を初披露した。渡辺さんは、「桜の花びらがきれいだった」と満面の笑みで、会場からは「まゆゆー!」「まゆちゃん最高」などの歓声が飛び交うなど大盛り上がりで、渡辺さんは手を振るなどして観客に笑みを振りまいた。

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 「ねらわれた学園」は眉村卓さんのSF小説が原作で、81年には大林宣彦監督、薬師丸ひろ子さん主演で映画化されるなど、これまで何度か映像化されているが、アニメ化されるのは今回が初めて。鎌倉の中学校に通う2年生のケンジとナツキ、カホリの前に謎めいた転校生・京極リュウイチが現れ、彼らの学園生活が変化していく……というストーリー。渡辺さんは主人公・ナツキの声を務め、京極リュウイチを「黒執事」の小野大輔さん、カホリを「貧乏神が!」の花澤香菜さんが演じ、渡辺さんはさらに主題歌も担当する。

 舞台あいさつには、ケンジ役の本城雄太郎さん、中村監督も登場。テレビアニメ「AKB0048(ゼロゼロフォーティーエイト)」などでの声優経験はあるものの、劇場版アニメで声優を務めるのは今回が初めての渡辺さんは、「アニメでは声だけで演技するので、すごく難しかったし大変だった」と苦労を告白。一方で、アニメが大好きということから、「自分が声を吹き込む側として出演できるのは、本当にうれしかった」と笑顔を見せた。

 完成したアニメを見た感想について、渡辺さんは「映像がキレイでどの場面も美しくて、忘れてしまった大切な何かを思い出させてくれるような感じ」と話し、「すてきな作品に仕上がっているので、たくさんの方に見ていただけたらうれしいです」と呼びかけた。映画は11月10日に全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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