JR西日本エリアで最大規模となるエキナカ商業施設「エキマルシェ大阪」が31日のオープンに先駆け29日、内覧会を行った。同施設には飲食店や物販店など計82店舗が入る予定で、中でも全国初出店が11店舗、関西初進出の14店舗を含めた大阪初出店39店舗がそろい、観光客はもちろん、通勤などの利用客にも話題を呼びそうだ。
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「エキマルシェ大阪」は、11年3月に閉館した商業施設「ギャレ大阪」の跡地に誕生。「大人のみちくさ」をコンセプトに、食・物販グルメゾーン、飲食ゾーン、コスメ・雑貨ゾーン、女性衣料品と雑貨を集めた「ALBi」、サービス店の五つのゾーンを設け、気分転換に、新しい発見やお土産を探しに、毎日フラッと立ち寄れる全82店舗が出店。近隣で働く男女を一つのターゲットに、普段使いの商品を取りそろえる店舗を集めているのが特徴。
特にスイーツのラインアップが魅力的で、全国初出店の中には、オーガニックのオリーブオイルで揚げた軽い食感が魅力の豆乳ドーナツ専門店「地中海ドーナツ」の新感覚スイーツ「地中海ドーナツ&豆乳ソフト」(400円)や、「ぷらす餡」の自家製のあんとヨード卵、国産小麦で作った焼き立ての「みかさ」(=どら焼き、168円)、“包む”をテーマにしたスイーツ店「TSUTSUMI」の揚げシュークリーム「玉TSUTSUMI」(262円)などが楽しめる。また、関西初進出の自然食品店「ファーイーストバザール」では、ここでしか食べられないドライフルーツや砂糖を使ったジェラート(500円~)が味わえる。
仕事帰りにテイクアウトできる総菜類は、「とんかつ まい泉」系列の洋総菜店「ターブル ドゥース」が全国初出店し、女性向けのプチバーガーや、ソースが選べる揚げ物、ミートボールなどを提供。関西初出店のタイ総菜店「チャンロイ」や創作懐石料理店のカジュアル総菜店「梅の花プラス」など、バラエティー豊かな店舗が並ぶ。また、東京・代々木が発祥で注文ごとに調理する「野菜を食べるカレー camp」や、お茶漬け専門店「だし茶漬け えん」、東京都内でも人気を集める専門店「牛たん炭焼 利休」も関西初進出を果たすなど、飲食店も充実している。
同施設は31日にグランドオープン。11月11日まではオープン記念第1弾として、限定商品や特別価格商品、ノベルティーなどが各店で提供される。(毎日新聞デジタル)