デーモン閣下:映画「仮面ライダー」で悪役に アクマイザー新キャラの声優挑戦

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 ミュージシャンのデーモン閣下が特撮映画「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦  アルティメイタム」(坂本浩一監督)に声優として出演することが31日、明らかになった。デーモン閣下が声を担当するのは、75、76年に放送された特撮ヒーロー番組「アクマイザー3」のキャラクターをモチーフとしたアクマ族の血を引く新キャラクター「ザタン」で、ウィザードとフォーゼの敵として登場する。デーモン閣下は“悪魔キャラ”として活動していることから、起用されたという。

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 デーモン閣下は「仮面ライダー」シリーズへの思いを「1号からV3ぐらいまで、仮面ライダーシリーズはよく見ていた。世を忍ぶ仮の姿だった大学生のころ、バンド活動でコスチュームの一部にライダーベルトを付けていた」と語り「(まもなく10万50歳になるが)仮に50歳とすると、社会では中堅から上に差しかかる世代だが、それでも仮面ライダーに出演すると聞くと、目が輝くようなものがあって、感慨深いものがある」と喜びのコメントを寄せている。

 収録は既に行われており、宇都宮孝明プロデューサーはデーモン閣下の“悪魔演技”を「素晴らしい絶叫を何度もしていただき、監督やスタッフはびっくりしてました。素晴らしかったです」と絶賛している。

 映画は新旧の仮面ライダーが共演する特撮映画「MOVIE大戦」シリーズの最新作。現在放送中の「仮面ライダーウィザード」と前作「フォーゼ」が共演するほか、特撮ヒーロー番組「イナズマン」「美少女仮面ポワトリン」のキャラクターも登場することが話題となっている。12月8日に全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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