カメラがとらえた超常現象に世界中が驚き、低予算ながら大ヒットとなった「パラノーマル・アクティビティ」(07年)。その後、10年と11年には第2弾、第3弾が作られ、ついにシリーズ第4弾「パラノーマル・アクティビティ4」が1日から全国で公開された。前作までの映像は、米カリフォルニア州で88年と06年に起きた事件をとらえていたが、今作には、11年にネバダ州で暮らすある一家を襲った怪奇事件が記録されている。時系列的には「2」に続く話であり、「2」で消息を絶ったケイティとそのおいのハンターにまつわる新たな事実も明かされている。監督は、前作から続投のヘンリー・ジューストさんとアリエル・シュルマンさんの2人。10月19日の全米公開直前に、米ロサンゼルスにいるジューストさんに電話で話を聞いた。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
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−−前作「パラノーマル・アクティビティ3」がシリーズ最高傑作との声がある中での監督続投です。プレッシャーは?
もちろんありましたし、責任も感じています。ですが、このシリーズが続いていく上で、新しい方向に持っていけたのではないかと思っています。
−−今作の制作はどの時点から始まったのでしょうか。
「3」の公開中に話は少し聞きましたが、本格的に決まったのは「3」の公開が終わってから。うまくいったので、「またやらないか」と打診されました。僕らとしてもやりたかった。まだほかに使えるネタがあったし、舞台が11年なら、新たな仕掛けで観客を怖がらせられると思ったからです。
−−その“仕掛け”ですが、前作では、扇風機を使った撮影手法や立ち上がるシーツなどの斬新なアイデアに感心しました。今回も工夫が凝らされていましたね。
今回は11年という、まさに現代が舞台ですから、ウェブカムやスカイプ、キネクト(マイクロソフトの家庭用ゲーム機Xbox 360の周辺機器で、モーションキャプチャー機能を製品化したもの)といった新しい技術を登場させました。それらを使うことで、新しい怖さを表現できたと思っています。
−−観客を怖がらせる場面として、ご自身が最も気に入っているのは?
(今回のヒロインで女子高生の)アレックスの母親が夕飯の支度のときに包丁で野菜を切っている場面です。母親が後ろを振り向いている間にその包丁が消えるんですが、みなさんはそれから20分間、包丁の行方が気になるはずです。
−−正直なところ、ドキュメンタリータッチやビデオカメラの記録映像といった手法に、そろそろ限界を感じているのでは?
いいえ、限界は感じていません。ほかにも革新的な手法はありますし、“ファウンド・フッテージ”(撮影者が行方不明になるなどして第三者によって発見された、未編集の映像素材のこと)というジャンルでできることはまだまだありますから。
−−ということは、続編の可能性もあると?
僕たちが5作目を手掛けるかどうかは分かりませんし、そもそも5作目が作られるのかどうかも分かりません。すべてはこの4作目の興行次第です。ファンのみなさんが、まだ続きを見たいといってくれればその可能性はありますし、そのときはもちろん、僕たちもかかわりたいと思っています。(このインタビューのあと、今作は米国をはじめ、ロシア、豪州、ドイツなどで封切られ、オープニング1位を記録するなどの好スタートを切った。それを受けて、第5弾の製作にゴーサインが出たと一部メディアは伝えている)
−−ちなみに、ジュースト監督の好きなホラー映画はなんですか?
一番のお気に入りは「シャイニング」。ほかに、「リング」や「オーディション」「鉄男」も好きです。あと、ホラーではありませんが、「バトル・ロワイアル」も好きです。実は、今回の「4」には「シャイニング」を思い起こさせるシーンを入れているんですよ。
−−シリーズファンへのメッセージをお願いします。
ぜひ、たくさんの友だちを連れて、満員の劇場で見てほしいです。今回は、まるでアメリカンフットボールの試合やローリング・ストーンズのコンサートを見ているような気分が味わえるはずです。とても怖いけど、でも笑える場面もある。どうか劇場でチビらないよう気をつけてください(笑い)。
<プロフィル>
アリエル・シュルマンさんと共同で製作したドキュメンタリー「キャットフィッシュ(原題)」(10年)をサンダンス映画祭に出品した際、それが「パラノーマル・アクティビティ」のプロデューサー陣の目にとまり第3弾の監督に抜てきされた。その成功を受けて今作を続投。これまでにテレビドラマや短編ドキュメンタリーなどを手掛けているが、いずれも日本では未公開。
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