プロ野球の巨人が日本ハムを降し、日本一に輝いた3日の「コナミ日本シリーズ2012」第6戦が日本テレビ系で中継され、中継番組の平均視聴率は23．3％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）今季の野球中継の中で最高の数字だった。瞬間最高視聴率は優勝の瞬間の直前に記録した午後9時32分の38．8％（同）だった。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　第6戦は東京ドーム（東京都文京区）で行われた。巨人は一回裏、矢野謙次選手のヒットで2点を先制し、さらに二回裏にも長野久義選手のソロ本塁打で追加点を奪い、3−0とリードを広げるも、六回表、日本ハムも中田翔選手の3点本塁打で同点に。しかし七回裏、巨人は欠場から復帰した阿部慎之助選手のセンター前ヒットで1点を追加。これが決勝点となり、4−3で巨人が勝利を収めた。

　巨人は対戦成績4勝2敗で日本ハムを降し、3年ぶり22回目の日本一に輝いた。MVPは2勝を挙げた巨人の内海哲也投手が獲得した。（毎日新聞デジタル）