メディアファクトリー:「MF文庫J」新人賞受賞者に人気作家がエール

メディアファクトリーの「MF文庫Jライトノベル新人賞」と「MFコミック大賞」の授賞式に参加した新人作家ら
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メディアファクトリーの「MF文庫Jライトノベル新人賞」と「MFコミック大賞」の授賞式に参加した新人作家ら

 メディアファクトリーのライトノベルレーベル「MF文庫J」の「MF文庫Jライトノベル新人賞」の授賞式がこのほど、東京都内で開かれた。同賞の第1回受賞者で、テレビアニメ化もされた「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)」の作者・三浦勇雄さんは「プロとして戦うには、自分の”武器”を持つこと。武器が一つあれば、他が劣っていても戦えます」と、後輩たちにエールを送った。

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 「MF文庫Jライトノベル新人賞」は04年に創設。「僕は友達が少ない」の平坂読さんらを輩出している。今回は過去最高の2214作品の応募があり、11人が受賞。辞退者を除く10人が式に参加した。

 12月に「白銀の救世機(ゼストマーグ)」でデビュー予定で、最優秀賞を受賞した天埜冬景(あまの・とうけい)さん(31)は、仕事をしながら10年間にわたり作家を目指したことを明かしながら、受賞について「聞いたときは、驚きとガッツポーズしたい気持ちが半々でした。中高生に感動を与えられる作家になりたい」と話していた。

 授賞式は、第7、8回の「MFコミック大賞」と合わせて開かれた。声優の江口拓也さんと下田麻美さんが司会を担当し、アニメ「さくら荘のペットな彼女」のエンディング曲「DAYS of DASH」を歌う歌手の鈴木このみさんが登場するなどして式を盛り上げた。またライトノベル「ゼロの使い魔」の作者・ヤマグチノボルさんや、12年のマンガ大賞にノミネートされた「となりの関くん」の森繁拓真さんが、受賞者に応援のメッセージを送った。(毎日新聞デジタル)

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