ミス・ユニバース:瑠璃色の着物風ドレスで世界へ 日本代表・原綾子さんが衣装を披露

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 “世界一の美女”を決める「2012ミス・ユニバース」の日本代表・原綾子さんがこのほど、世界大会で恒例となっている民族衣装をテーマにした衣装「ナショナル・コスチューム」を披露した。瑠璃(るり)色をベースにした着物風のドレスで、縁起がよいとされる扇の柄をあしらい、左袖は着物の振り袖のようなデザインに仕上げられている。ヘアメークや小物は今月下旬に発表される予定。

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 「ミス・ユニバース」は52年に始まった世界で最も歴史あるコンテストで、約80カ国の代表が集まる。日本代表は、07年に森理世さんが世界大会で優勝、06年には知花くららさんが世界大会2位、08年の美馬寛子さんがトップ15入りしている。ナショナル・コスチューム審査では、06年に知花さんが戦国時代の武者をアレンジした衣装で同部門の最優秀賞を受賞した。原さんは4月1日に行われた選考会で日本代表の「2012ミス・ユニバース・ジャパン」に選ばれた。

 デザインを手がけたファッションデザイナーの鶴田奈央子さんは「日本・着物のエレメンツ(要素)を残しつつ、伝統的な着物の直線的フォルムを使わずに、できるだけ原さんの日本人離れしたゴージャスボディーをより美しく見せることができるシルエットを考え、デザインしました」と説明。瑠璃色は原さんの肌に似合う色として選ばれた。

 世界大会は12月19日に米ラスベガスで開催される。原さんは12月2日に日本を出発して現地入りする予定。(毎日新聞デジタル)

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