草なぎ剛:夏帆らと介護実習に参加 講師から「転職して」とラブコールも

世田谷福祉専門学校で介護実習に参加した夏帆さん
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世田谷福祉専門学校で介護実習に参加した夏帆さん

 人気グループ「SMAP」の草なぎ剛さんが「介護の日」の11日、主演映画「任侠ヘルパー」のプロモーションのため、共演の夏帆さんらと世田谷福祉専門学校(東京都世田谷区)を訪れ、介護ヘルパーを目指す生徒たちとの交流イベントに参加した。劇中で老人介護に奮闘する役を演じる草なぎさんは、実際に介護実習に参加し、被介護者の着替えとベッドから車椅子への移乗の介助を体験。実習後に「基本的なことなんですけど、ものすごく大事なことが勉強できた。(作品の中で)着替えの介助のシーンはなかったので、今後取り入れられそう」と感想を口にした。

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 介護実習には夏帆さんと同作に出演する風間俊介さんも参加。夏帆さんは「相手が“人”なので緊張しました。思いやりとか、人と人なので、意思の疎通とか気持ちのキャッチボールが大事なんだなと思いました」とコメント。3人は実習を指導した同学校の三木真生子先生から、「声かけとか丁寧だったのがとてもよかった。ぜひ介護業界に転職してほしい」とラブコールを送られていた。

 任侠ヘルパーは、草なぎさん演じる極道者・翼彦一が素性を隠して老人介護をするというストーリーで、09年7月に連続ドラマ、11年1月にスペシャル版として放送された。映画は17日公開で、ドラマでは描ききれなかった劣悪な介護施設や悪徳な貧困ビジネスの実態などの介護問題に切り込んでいく。

 同イベントで約50人の生徒たちと交流した草なぎさんは、「皆さんが生き生きとされていて、これからの介護を引っ張ってくれる方だと思ったので、頑張ってほしい。僕らも頑張ります」と生徒にエールを送った。(毎日新聞デジタル)

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