仮装大賞：YouTubeで海外進出　海外からの出場エントリーも受け付け

　放送から33年を迎える人気番組「全日本仮装大賞」（日本テレビ系）の名パフォーマンスが12日から、動画サイト「YouTube（ユーチューブ）」で配信されている。国内と海外向けの二つの公式チャンネルが開設され、12年内に100作品を公開する予定。また番組の公式ホームページに、海外からのエントリー受付窓口を開設。これにより、同社は「（同番組の）国際的なコンテンツへの飛躍を目指す」としている。

ウナギノボリ

10年前の朝ドラ「花子とアン」　当時の吉高由里子インタビュー

　全日本仮装大賞は79年から放送を開始した視聴者参加型番組で、予選を勝ち抜いた一般の出場者が番組で仮装を競う。コメディアンの萩本欽一さんが初回から司会を務め、現在は人気グループ「SMAP」の香取慎吾さんも司会を務め、「欽ちゃん＆香取慎吾の全日本仮装大賞」として放送されている。

　公式チャンネルでは、79年から最新放送回までの中からスタッフが厳選した名パフォーマンスを配信。海外向けチャンネルは英語と中国語の2カ国語に対応している。

　海外への配信について同社は「『仮装大賞』の演技は、言語を超えて一目瞭然にその面白さが伝わる。海外番組販売、フォーマット販売市場においても重要な人気コンテンツ」とし、「この番組の魅力をダイレクトに海外に発信すべく」行ったと説明している。（毎日新聞デジタル）