押忍!!ふんどし部!:イケメン“ふんどし部”が主役の舞台がドラマ化 舞台の再々演も決定

白洲迅(前列中央)ら「押忍!!ふんどし部!」の出演者
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白洲迅(前列中央)ら「押忍!!ふんどし部!」の出演者

 “ふんどし部”に所属するイケメン男子高校生が学園に伝わる白線流しならぬ“白ふん流し”を復活させようと奮闘する姿を描いた舞台「押忍!!ふんどし部!」が13年4月にテレビ神奈川でドラマ化されることが13日、発表された。ドラマ初主演で同作初登場となる俳優の白洲迅(しらす・じん)さんが主人公・富永一郎太を演じ、川原一馬さん、上山竜司さん、海老澤健次さん、坂口涼太郎さんら舞台版のキャストが登場。古田新太さんや堀内敬子さんらベテラン俳優や、「仮面ライダーフォーゼ」の大文字隼役で人気を博した冨森ジャスティンさんらも出演する。また、13年2月に白洲さん主演で舞台が再々演されることも発表された。

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 白洲さんは、ミュージカル「テニスの王子様 青学VS氷帝」に鳳長太郎役として出演経験のある20歳の新人俳優。主役に抜てきされ「主役ということでプレッシャーをすごく感じますが、ふんどし部に新しい風を吹き込めるよう頑張りたいと思います!」と意気込み、劇中でふんどし姿を披露していることについて「皆の“裸にふんどし”という姿をみて、他人ごとのように『寒いんだろうなぁ……』と思っていましたが、いざ、そのときが来て、僕も裸にふんどしを締めてみると、想像より寒い上に、よく分からない『心もとない感覚』に襲われました。あの不思議な感覚……いつか慣れるかな??」と話している。

 「押忍!!ふんどし部!」は、大竹まことさんらによるコントユニット「シティボーイズ」などの作品を手がけてきた細川徹さんが脚本、映画「ハチミツとクローバー」などの脚本を担当した河原雅彦さんが演出を手がけた舞台。10年11月に上演されて人気となり、11年8月にはイベントを開催。今年1月に再演された。

 物語の舞台となるのは、かつて学園祭で“白ふん流し”という演目を披露する伝統があった聖エルモス学園。同校に転校してきた純朴な少年・富永一郎太(白洲さん)が中心となり“ふんどし部”の面々が“白ふん流し”の復活を目指す姿を描く。古田さんはふんどし部のOB、堀内さんは理事長役として出演。ドラマは、舞台「スチャダラ2010」やバラエティー番組「ザ!鉄腕!DASH!!」などの山名宏和さんが脚本、「ショムニ」「アンフェア」などの根本和政さんが演出を手がける。なお、古田さんと堀内さんはドラマ版のみの出演となる。古田さんは「舞台では出てこなかった登場人物、エピソードもたくさん出てきます。おいらとしては池田成志さんと大倉孝二君の出演シーンが楽しみ」と期待を寄せている。

 ドラマは13年4月にテレビ神奈川で放送。全12話。舞台は13年2月6~11日にCBGKシブゲキ!!(東京都渋谷区)で上演。12月21、22日はドラマ化と再々演を記念して同所でイベントが開催される。(毎日新聞デジタル)

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