日本有線大賞：氷川きよしが2年ぶり7回目の受賞

　「第45回日本有線大賞」（全国有線音楽放送協会主催）の大賞発表が14日、東京・赤坂のTBS放送センターで生放送され、グランプリとなる「日本有線大賞」に、氷川きよしさんが選ばれた。氷川さんは史上最多7回目の受賞で「天国の会長もすごく喜んでらっしゃると思いますので、今日は会長に届くようにという思いで歌わせていただきました」と言葉を詰まらせながら、今年5月に他界した恩師で所属事務所の長良じゅん会長に感謝の言葉を送り、「リクエストしてくださいました皆さん、本当にありがとうございます。心から感謝の気持ちでいっぱいです。これからも心を込めて歌わせていただきます」と「櫻」を熱唱した。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　有線大賞は、協会加盟の有線放送局に寄せられた電話リクエストデータを基に選考。大賞候補となる「有線音楽優秀賞」には、11年に続いて選ばれた人気アイドルグループ「AKB48」のほか、大月みやこさん、香西かおりさん、JUJUさん、氷川きよしさん、西野カナさん、水森かおりさん、アイドルグループ「Fairies（フェアリーズ）」が選ばれていた。

　「新人賞」は、AKB48メンバーで2月に演歌歌手としてソロデビューした岩佐美咲さん、「特別賞」にはきゃりーぱみゅぱみゅさんとともにAKB48総合プロデューサーの秋元康さんが選ばれていた。生放送では、俳優の沢村一樹さんとモデルのトリンドル玲奈さんが初司会を務め、各賞の受賞者たちが歌声を披露した。（毎日新聞デジタル）

　受賞者は以下の通り。（敬称略）

　【日本有線大賞】氷川きよし「櫻」

　【有線音楽優秀賞】大月みやこ▽AKB48▽香西かおり▽JUJU▽氷川きよし▽西野カナ▽水森かおり▽Fairies　

　【新人賞】岩佐美咲▽臼澤みさき　

　【特別賞】秋元康▽きゃりーぱみゅぱみゅ　

　【有線功労賞】冠二郎　

　【ロングリクエスト賞】岩佐美咲「無人駅」　

　【有線問い合わせ賞】松尾雄史「くちなし慕情」

　【有線放送協会賞】あさみちゆき▽みやさと奏