恋愛0キロメートル Portable:声優インタビュー公開 声優・鈴谷まや「末っ子には甘く」

ゲーム「恋愛0キロメートル Portable」のヒロインの一人・木ノ本マヨ(C)ASa Project/Alchemist
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ゲーム「恋愛0キロメートル Portable」のヒロインの一人・木ノ本マヨ(C)ASa Project/Alchemist

 家族を“交換”された少年が、女ばかりの家で過ごすPSP用の恋愛ゲーム「恋愛0キロメートル Portable」(アルケミスト)の各キャラクターを演じる声優のインタビューが公式サイトで公開された。ヒロインの一人で、生徒会長も務めるしっかりものの長女・木ノ本マヨを演じる声優の鈴谷まやさんは、役作りのために実の姉に電話をして「一番下の妹や年が離れている妹は特別可愛い」というアドバイスを生かしたことを明かしている。

ウナギノボリ

 −−鈴谷さんが演じるマヨはどんなキャラクターですか。

 皆さん、こんにちは! 木ノ本マヨ役の鈴谷まやです。まずは「恋愛0キロメートル Portable」発売決定、おめでとうございます。約1年ぶりにマヨ姉を演じさせていただいたのですが、今回もちょいちょい出てくるマヨ姉の可愛らしい一面にメロメロになってしまって、「もうB○Aなんて言わせないんだからーっ」なんて意気込みながら収録に挑んだのですが、気がついたらやっぱりいつものマヨ姉になっていました(笑い)。あとはネコ語を話すマヨ姉とか、真冬だけどあんな格好をしちゃったマヨ姉とか、いろいろムフフな展開になっていますので、その辺も楽しみにしていただけるとうれしいです。

 −−収録時に印象に残ったことや、演じる上で意識したことは?

 私自身3人きょうだいの末っ子なので、姉の気持ちを理解するために、実の姉に電話をして「姉の気持ち、心構え」なるものを教えてもらいました。中でも「一番下の妹や年が離れている妹は特別可愛い」と言っていたのが印象的で、そのこともあり、演じる上で末っ子の華に対してだけは他の妹たちより若干甘く……と言うか気持ち優しく接しています。姉いわく、いつまでも幼い感じがするそうです。私が守ってあげなきゃ、的な。なんだかお母さんみたい(笑い)。だから私自身、実咲も咲耶も乃来亜もみーんな可愛い妹ちゃんたちなのですが、華は特別可愛いです。でも愛情はみんな一緒です。

 −−マヨと自分で似ている部分、共感できる部分は?

 それはズバリ、「ぐうたらするのが好き」なところです。実家にいたころは特にぐうたらしていました。一度ぐうたらしだすと、少しも動きたくなくて。だからマヨが猫ちゃんに対して「お茶くんでこい」って言った気持ちがすごくよくわかるんです。私も飼っていたワンコに「戸棚にあるおせんべいを取ってきてください」とよく頼んでました。でも取ってきてくれないんですよね(笑い)。

 −−演じたキャラクター以外で印象に残ったキャラクターは?

 「ヤーザキ肉体愛家族」の京介とか……印象的ですね。すごく。あとは、やっぱり実咲かな。実咲が長州○力さんの物まねをするシーンがものすごく好きです(笑い)。あの着ボイスが欲しい。

 −−木ノ本姉妹で歌ったオープニング曲「Lovely days」の曲の感想や、収録時に苦労したこと、収録の感想などを教えてください。

 みんなのせりふが入って、合いの手が入って、恋する乙女たちのドキドキが伝わってくるとっても可愛い曲です。私はリズム感がないので、仮歌をいただいてから収録までの間、毎日曲を聴いてテンポやメロディーを体にたたき込もうと奮闘しました。収録当日はアドバイスをたくさんいただきながらすごく丁寧にとっていただいて、とても感謝しています。あと、ちゃんとマヨの声でマヨらしくマヨになりきって歌えるように、当日の朝はツナマヨのおにぎりを食べて験を担ぎました!

 −−ヒロインは姉妹5人ですが、もし自分がそうだったら?

 にぎやかなお家になりそうですね。ポジション的にはやっぱり長女がいいです。そしてみんなから「お姉ちゃんだ~い好きっ?」って慕われたいです。でも実際長女って大変そう……。

 −−お隣さん同士でお互いの家族を“交換”する場面からスタートします。ご自身がそう言われたら?

 とりあえず、部屋の中にある見せられない物を段ボールに詰めます。それを持って行く形になると思うので、今度は向こうの家族にそれがバレないように必死になって隠すと思います。あと私はかなりの人見知りなので、新しい家族とごはんを食べている時とかにちゃんと笑えるか不安です。ずっと部屋に閉じこもってそうで嫌だなぁ(笑い)。その点、咲耶はすごいと思います。京一のベッドをかいだときはさすがにちょっと引いちゃいましたが。でもそんなところが可愛いです。

 −−最後にファンの皆さんへ一言お願いします。

 今回、またこうして大好きなマヨ姉や可愛い妹たちに会うことができたのも、応援してくださった皆様のおかげだと思っております。また、私にとってとても思い入れのある、大切な作品です。こうしてPSP版になって帰ってきてくれたことが本当にうれしくて、今から発売日が楽しみで仕方ありません。

 PSP版では、各ルートの追加シナリオや後日談、そして新しいヒロイン・萌ちゃんと芽瑠ちゃんたちとの物語や、前回攻略できなかったあのキャラたちとついに……だったりの盛りだくさんな内容となっております。おなかの底から笑ってハッピーになれる、そんな「恋愛0キロメートル Portable」を、ぜひよろしくお願いいたします。あと……マヨ姉のことも可愛がってあげてくださいね。

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