由紀さおり:ピンク・マルティーニのインタビューも ジャパンツアーをWOWOWで放送

由紀さおりさんと「ピンク・マルティーニ」によるジャパンツアーの最終公演の模様をWOWOWが放送=WOWOW提供
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由紀さおりさんと「ピンク・マルティーニ」によるジャパンツアーの最終公演の模様をWOWOWが放送=WOWOW提供

 アルバム「1969」が世界各国でヒットした歌手の由紀さおりさんと米国の人気ジャズ・オーケストラ「ピンク・マルティーニ」によるジャパンツアーの最終公演(10月31日)の模様が25日、WOWOWで放送される。「由紀さおり&ピンク・マルティーニジャパンツアー2012」と題して、コンサートの模様やピンク・マルティーニのメンバーの貴重なインタビューも放送する。

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 アルバム「1969」は、由紀さんがピンク・マルティーニとコラボレートし、由紀さんのデビュー曲「夜明けのスキャット」、いしだあゆみさんの「ブルー・ライト・ヨコハマ」、黛ジュンさんの「夕月」など1969年にヒットした歌謡曲を日本語でカバーした11曲と、仏語で歌ったフランシス・レイさんの「さらば夏の日」の計12曲を収録。米国やカナダなど各国のランキングで上位にランクインし、日本でも人気となった。

 開演時間となり、ストリングス隊やホーンセクションも含む大所帯のバンドがステージに現れると、会場は大きな拍手が送られ、大盛り上がり。ピンク・マルティーニのリーダーでピアニストのトーマス・ローダーデールさんは、赤いランドセルを背負って登場し、集まったファンの笑いを誘っていた。

 コンサートは、「Amado Mio」からスタートし、由紀さんは5曲目の「タ・ヤ・タン」の途中で登場。「ブルー・ライト・ヨコハマ」「真夜中のボサ・ノバ」などを美しい歌声で披露し、13曲目の「夕月」で第1部が終了した。「Malaguena」でスタートした第2部では、「夜明けのスキャット」「ウナ セラ ディ 東京」などが披露された。アンコールのラストとなった「Brazil」では、由紀さんが「みなさま、ノリノリで盛大に終わりましょう」と観客に呼びかけ、ステージに大勢の観客が上がるなどして、大盛況だった。

 由紀さんは、昨年10月にはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでコンサートを行い、同12月には米国のワシントン、ニューヨーク、ボストン、ポートランドの4都市(全6公演)でピンク・マルティーニとの全米ツアーも実施するなど、海外のファンを魅了。今年6月に東京、千葉、大阪の3都市で行った凱旋(がいせん)帰国ライブのチケットは即日完売する人気で、今回は待望のジャパンツアーとなった。

 WOWOWでは、同ツアー最終公演となる「Bunkamuraオーチャードホール」(東京都渋谷区)でのコンサートの模様を、25日午後9時からWOWOWライブで放送。(毎日新聞デジタル)

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