北川景子:特撮はお手のもの 主演ドラマ「悪夢ちゃん」佳境に

日本テレビ提供
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 女優の北川景子さんが28日、放送中の主演ドラマ「悪夢ちゃん」(日本テレビ系、毎週土曜午後9時)の会見に登場し、佳境を迎えつつある同ドラマについて語った。「心に残ったシーンはCGを使った夢のシーン。ワニに食べられたり蛇が首に巻き付いたり驚くことばかり」という北川さんは「(昔)特撮ドラマで触手に巻かれたりしていたので、そのときの経験を生かして(今回も)想像力を働かせています。グリーンバックでの撮影は得意分野だったのでよかったなあと思っています」と満面の笑みで語った。

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 同ドラマの見どころの一つとなっているのがVFX(視覚効果)技術を用いた夢のシーンだ。北川さんは「絵コンテがありますが、最終的な映像は監督と担当者しか分からないので、この動きで合っているのかなあと不安はあった」と明かす。しかし「新しいことをやるのってとても怖いものなので、何かを作るときに控えめにしようと思ってもおかしくない。それにも関わらず、このドラマのスタッフは新しいことをやることに対して恐れることなく、前向きに積極的に楽しんでいるので、キャストの自分たちもグリーンバックの前で演技をするときは『やってやるぜ!』と思える。周りの人に支えられてノリノリでやっています」と語った。

 一方、撮影を通して苦労したことは「笑わないことが大変だった。大人になると笑ってごまかすことってよくあるし、私もそうしてきたところがあるけれど、笑ってはいけない役なので前半は大変でしたね」としみじみ。そして「彩未のせりふの言い回しは男っぽいというかぞんざいなところがあるので、アドリブですぐに思いつかなかったりそういう難しさがありましたね」と振り返った。

 ドラマは恩田陸さんの小説「夢違」を原案に、大河ドラマ「風林火山」などの大森寿美男さんが脚本を手がける学園ファンタジー。小学校教師の武戸井彩未(北川さん)のクラスに、「予知夢」を見ることができる少女・古藤結衣子(木村真那月ちゃん)が転校してくる。面倒ごとには一切関わりたくない彩未だが、結衣子に助けを求められ、嫌々ながらも事態の解決に乗り出すことになる……というストーリー。

 12月1日放送の第8話では彩未の過去が明らかになる。北川さんは「物語も佳境を迎え、クライマックスに向けて盛り上がっています。私もキャストものめり込んで撮影をしています」と撮影を楽しんでいる様子だった。(毎日新聞デジタル) 

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