黒柳徹子:9年ぶりペネロープの声優に 「サンダーバード」CMで

久しぶりにペネロープ(右)の声を務めた黒柳徹子さん Thunderbirds TM&(C))ITC Entertainment Group Ltd 1964,1999 and 2008.Licensed by ITV Studios Global Entertainment Limited.All Rights Reserved.
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久しぶりにペネロープ(右)の声を務めた黒柳徹子さん Thunderbirds TM&(C))ITC Entertainment Group Ltd 1964,1999 and 2008.Licensed by ITV Studios Global Entertainment Limited.All Rights Reserved.

 女優でタレントの黒柳徹子さんが、特撮テレビ番組「サンダーバード」のブルーレイボックスのテレビCMで、約9年ぶりに人気キャラクター、レディ・ペネロープの吹き替えを務めた。03年に劇場版の声を吹き替えたものの、テレビシリーズの吹き替えとしては、実に47年ぶりにペネロープの声を担当した黒柳さんは、昔の声を聞いて思い出しながらレコーディングしたといい「『徹子の部屋』の私の声と違うでしょ? 今回のブルーレイ発売でファンがもっと増えていただければ」とコメントを寄せている。

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 「サンダーバード」は65年に英国で初放送された人形劇による特撮テレビ番組。近未来を舞台に、ジェフ・トレーシー率いる国際救助隊が世界中で起こるさまざまな事件や災害を解決していく内容で、特殊なマリオネットを駆使した「スーパーマリオネーション」という独特の映像表現と、スーパーメカを駆使した展開で、多くの特撮番組に影響を与えた。日本でも66年の初放送以来、何度も再放送され、現在でもプラモデルなどで根強い人気を誇っている。

 黒柳さんが声を務めたペネロープは、国際救助隊ロンドン支部の敏腕エージェントで、仏人気女優ブリジッド・バルドーをモデルにしたという美しい容姿とさまざまな危機にも冷静に対処するさまが人気を集めた。黒柳さんは「ペネロープは、危機一髪でもゆうゆうとしていて、割とのんきにしているので演じて楽しかったです。今でいう“セレブ”なんで、ファッションもすごくすてき。そして男の方に囲まれているというのもよかった(笑い)」と当時を振り返った。

 ブルーレイコレクターズボックスは、本編約1600分、特典映像約230分の9枚組み。特典映像には、英国版のタイアップCMや生みの親ジェリー・アンダーソンさんのインタビューなどを収録。解説書には、キャストやメカ、エピソードの解説のほか、黒柳さんのインタビューも掲載されている。(毎日新聞デジタル)

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