歌手のナオト・インティライミさんが13日、東京都市大学等々力高校(東京都世田谷区)で、サプライズライブを行った。ネスレ「キットカット」の受験生応援キャンペーンの一環で、同校を“電撃訪問”したナオトさんは、驚く生徒たちの前で、受験生のために書き下ろした応援ソング「Life pallet」を初披露したほか、全3曲を熱唱。「頑張れ受験生! 負けんなよ!」と声を上げるなど、熱い歌声とエールで生徒たちを励ました。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
ナオトさんは、同キャンペーンの「受験生応援アーティスト」に起用されており、今回のサプライズ企画が実現。「Life pallet」に加えて代表曲「今のキミを忘れない」「Brave」を披露し、会場に集まった受験生含む約440人の生徒たちを盛り上げた。また、過去に28カ国をまわる世界一周の旅をした経験を持つナオトさんが生徒たちの進路の悩みに対して直接質問に答えるトークセッション「進路相談会」も行われた。
高校生との交流に、ナオトさんは「懐かしく、タイムスリップして自分もあっち(生徒)側のような感じがしました。波長が合うんでしょうね」と笑顔。歌手という夢をかなえた自身の経験から、「自分もトントン拍子できたわけじゃない。3回デビューしてますし、ようやくいいスタートが切れたなと思っています。あきらめず、しぶとく、一歩でも半歩でも前に進んでいたら何か起きるということを伝えたい」と生徒たちにアドバイスを送った。
また、先日初出場が決まったNHKの「第63回NHK紅白歌合戦」について、「どっきりだと思った」と振り返ったナオトさんは、「夢に描いていた、歌い手にとって最高のステージで気持ちよく歌って12年を締めて、13年の弾みをつけたい」と意気込んだ。(毎日新聞デジタル)