ゴールデンボンバー：今年の漢字は「疑」　ももクロは「次」　紅白初出場同士は対照的？

　大みそかに放送される「第63回NHK紅白歌合戦」に初出場するビジュアル系エアバンド「ゴールデンボンバー」（愛称・金爆）と5人組アイドルグループ「ももいろクローバーZ」（ももクロ）が15日、深夜ラジオ番組「オールナイトニッポン」（ANN）の45周年記念イベント前に取材に応じ、今年一年を表す漢字を発表した。「ゴールデンボンバー」の鬼龍院翔さんが「『疑』です。会う人会う人、どんどん信じられなくなったので……」と切実な様子で語った一方、「ももクロ」の百田夏菜子さんは「『次』。次につながる年になった」と充実した表情で、対照的な様子を見せた。

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　ももクロは、以前から紅白出場を目標に掲げており、百田さんは、「路上ライブから始まって、大きな会場でライブをさせていただいたりとか、新しいことをたくさんやらせていただいて、濃い一年だった」とにっこり。鬼龍院さんが「（紅白は）コネで出れたんで。組織力って大切にしていきたい」とユーモアたっぷりにコメントすると、「ももクロ」の佐々木彩夏さんは「本当は礼儀が正しくて、お行儀がいい人たち」と金爆メンバーの素顔を暴露し、記者たちを笑わせていた。

　イベントは、「オールナイトニッポン45周年感謝祭『ALL LIVE NIPPON』」と題して国立代々木競技場第1体育館（東京都渋谷区）で、67年に放送開始した同番組の45周年を記念して開催。2月に実施して以来、今回が2回目で、シンガー・ソングライターのmiwaさん、お笑いコンビ「Hi-Hi」、オオカミの覆面をした異色のロックバンド「MAN WITH A MISSION」のジャン・ケン・ジョニーさんも取材に応じた。（毎日新聞デジタル）