押井守:「ブレードランナー」シド・ミードへの思いを語る

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 「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」(95年)などで知られる押井守監督が27日、WOWOWの情報番組「渋谷LIVE!ザ・プライムショー」に出演し、影響を受けた人物として、SF映画の名作「ブレードランナー」(82年)の世界観を手掛けた工業デザイナーのシド・ミードさんの名前を挙げた。公開当時、同作を見て強い感銘を受けたという押井監督は「当時はなんとなく映画を作るのに、ストーリーとキャラクターと世界観が大事だと思っていた。でもこの映画を見て、監督から何が見えているのか、つまり“ビジョン”が大事なんだと確信した」と振り返った。

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 さらに押井監督は、その“ビジョン”が「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」にもつながったといい、「そんな映画を作ると苦労するとは分かっていたけど、当時は若かったからね」と“押井ワールド”誕生の秘密も明かした。

 WOWOWでは、ミードさんの創作の秘密に迫るドキュメンタリー番組「ノンフィクションW ブレードランナーの世界を創った男 シド・ミードが描く2042年」を28日午後10時からWOWOWプライムで放送する。番組では、ミードさんに「理想の未来都市」というテーマで新作イラストを依頼し、その制作過程に密着。その過程を通してミードさんの創作の“源泉”に迫っていく。(毎日新聞デジタル)

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