コミケ83:マイクロソフトが初出展 盛況ぶりに「想定外」

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 東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)83」の企業ブースに、マイクロソフトが初めて出展した。同社製品に「クラウディア・窓辺」らPRキャラクターのイラスト入りオリジナルグッズをつけたセット販売や、クリアファイルなどの無料配布を行った。

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 ブースには、2D画像を立体的に動かすソフトウエア「Live2D」が実際に楽しめる大型モニターをはじめ、クラウディアのパネルやフィギュアを展示。また、クラウディアに加えて「窓辺ゆう」「窓辺あい」など同社製品をPRする“萌え”キャラのコスプレ衣装に身を包んだスタッフが会場を盛り上げた。物販は、DSP版ウィンドウズ 8 Proに、PRキャラクターのイラストが入った絵馬やオリジナルバッグなどノベルティーがついた「DSP版ウィンドウズ8セット」(1万5000円)をはじめ4種を用意。同商品とキネクト for ウィンドウズのセット(2万円)は初日の午前中に完売した。

 同社の初出展は、今回のコミケから始まったウェブサービス「コミケWebカタログ」に同社のクラウドサービス「ウィンドウズAzure Platform」が採用されたことがきっかけ。同時にマーケティングリサーチも兼ねており、出展に関わった同社のエバンジェリスト・砂金信一郎さんによると「社内の会議でコミケに行きたいかと聞くと、半数の人が手を挙げた。IT属性の人とコミケに参加するサブカル好きな人たちにどのくらいの親和性があるのか確かめたかった」という。結果、グッズの無料配布と引き換えに行ったアンケートでは、約2割の参加者がクリエーターだと答えている。

 ブースの動員や物販についても、その盛況ぶりを砂金さんは「想定外」と語っており、今後の出展に「今回の結果を受けて、検討したい」と前向きだ。(毎日新聞デジタル)

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