ONE PIECE:興行収入52億円突破で東映歴代最高に

劇場版アニメ「ONE PIECE FILM Z」(C)尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会
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劇場版アニメ「ONE PIECE FILM Z」(C)尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会

 累計発行2億8000万部以上の大ヒットマンガ「ONE PIECE」の劇場版アニメ第12作「ONE PIECE FILM Z」(長峯達也監督)が、5日時点で興行収入52億8600万円(観客動員数439万7000人)を記録し、2000年以降の東映の歴代興行収入の最高記録(「男たちの大和 YAMATO」51億1000万円)を塗り替えた。 12年の邦画ナンバーワンだった映画「BRAVE HEARTS 海猿」(興収73億3000万円)超えも視野に入った。

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 6日には大阪で大ヒット御礼舞台あいさつが行われ、ルフィ役の声優・田中真弓さんらが登場。09年の前作「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」では未達成だった興収50億円を突破したことなどが発表されると田中さんは「前作では超えられなかったんだよね」と改めて驚きを示し、「見る人によって、心に刺さる言葉が変わってくる作品。ぜひ、家族で二度、三度見てください!」と呼びかけた。

 「ONE PIECE FILM Z」は、尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の劇場版アニメ最新作。尾田さんが総合プロデューサーを務め、劇場版では初めて、2年間の修業を積んだ主人公・ルフィら「麦わらの一味」を描く「新世界編」を舞台にした話題作で、ルフィたちが“全海賊抹殺”をたくらむ伝説の元海軍大将・ゼットに立ち向かう姿を描く。丸の内TOEI(東京都中央区)ほか全国で公開中。(毎日新聞デジタル)

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