雨上がり決死隊・宮迫:手術後、初の会見で完全復活アピール

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 昨年、早期胃がんのため手術を受け、約3週間で仕事復帰したお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんが8日、神奈川県内のスタジオで行われた鈴木京香さん主演の連続ドラマ「夜行観覧車」(TBS系)の制作発表に登場した。手術後、初めての会見となった宮迫さんは「どうも、宮迫~っです!」と元気にお決まりのポーズを決め、「きれいさっぱり取れましたので、今は順調に撮影に参加させていただいています」と完全復活をアピール。「会社は休めと言ったんですが、僕がやりたくて(すぐに仕事を)やってます!」と言いながらも、「と、強く言えと会社に言われました」と付け加えておどけていた。

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 宮迫さんは、昨年11月5日に東京都内で健康診断を受け、同12日に胃がんと判明。同16日に再検査を受け、その後、担当医から病状や手術方法の説明を受けた。12月6日に入院、翌7日に「腹腔(ふくくう)鏡下幽門側切除」手術を受け、胃の3分の2を摘出。同22日に退院し、同29日から仕事復帰した。

 ドラマで宮迫さんは鈴木さん演じる主人公・真弓の夫・啓介役で、9月から夏のシーンを撮影。その後、12月上旬に再度、撮影に入る予定だったが、手術のため、予定より約3週間遅れて同月30日から撮影に合流した。

 「ここで(ドラマを)降板したらどえらい迷惑かけるな。そこをすごく心配しながら(手術した)」と振り返った宮迫さんは、「(今は撮影現場で)すごく優しく扱ってもらっている。もうきれいさっぱり治ってるんですが、灯油のストーブが僕の周りに6個くらい置かれる。(肌着を)4枚くらい着させられる。そんなに寒くない……」と復帰後の周囲の対応に困惑している様子。記者から「ネオ宮迫はどうですか?」と聞かれると、「2週間程度の入院で、人は変わらない。ビフォービフォーです」と苦笑いだった。

 また「嫁はあんまり病室に来てくれなかったですけれども、(お笑いコンビの)『レギュラー』の西川(晃啓)くんはたくさん来てくれた」と話した一方、「(ドラマの)テーマは『家族の絆』。がんのことでほんまに家族の絆って大事だなと思った。自分の家族と照らし合わせて勉強させてもらいながら、頑張らせていただいた」と語っていた。会見には、宮迫さんのほか、鈴木さん、石田ゆり子さん、夏木マリさん、「関ジャニ∞」の安田章大さん、高橋克典さんが登場した。

 「夜行観覧車」は、人気作家・湊かなえさんの小説が原作。高級住宅街で起きた殺人事件をきっかけに、三つの家族が再生していくサスペンスドラマ。18日から毎週金曜午後10時に放送される。初回は15分拡大版。(毎日新聞デジタル)

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