八重の桜:初回視聴率21.4%の好発進にNHK会長は上機嫌

NHK大河ドラマ「八重の桜」第2話(13日放送)の1場面=NHK提供
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NHK大河ドラマ「八重の桜」第2話(13日放送)の1場面=NHK提供

 NHKの松本正之会長は10日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、女優の綾瀬はるかさんが主演を務めるNHK大河ドラマ「八重の桜」の6日放送の初回の平均視聴率が21.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことについて「幅広い年齢の方に見ていただけた。(八重の子ども時代を演じた)子役の鈴木梨央さんの演技も確かで、愛らしさがあった。手応えを感じている。どうなっていくのかを含めて見ていただいたのではないかと思います」と喜び、「次回以降は綾瀬さんが本格的に登場する。どういう展開をしていくかは私自身も楽しみにしています」と語った。

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 「八重の桜」の初回は6日、午後8時から74分の拡大版で放送。平均視聴率は関西地区が19.2%、主人公の出身地である福島地区は30.7%で、 瞬間最高視聴率は、関東地区が午後9時の22.9%、関西地区が午後9時12分の21.2%、福島地区が午後9時2、3、4分の32.7%だった。

 ドラマは、福島県出身で戊辰(ぼしん)戦争の落日、会津の鶴ケ城に500人の女たちと立てこもり、銃を持って戦ったことから“幕末のジャンヌ・ダルク”と呼ばれ、のちに同志社大学を創設した新島襄の妻となる新島八重(1845~1932)の生涯を描く。綾瀬さんは大河ドラマ初出演でいきなり主役の座を射止めた。

 ドラマは総合テレビで毎週日曜午後8時、BSプレミアムで同午後6時に放送。(毎日新聞デジタル)

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