長州力&長州小力:サラリーマンとプロレス対決 「のどごし<生>」新CM

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 プロレスラーの長州力選手とタレントの長州小力さんが、キリンビールの「のどごし<生>」の新CM「のどごし 夢のドリーム1 寺島力プロレス篇」で、一般のサラリーマンとプロレスで対決していることが10日、明らかになった。新CMは一般人の夢をかなえるまでをドキュメンタリー形式のCMにするという同社のキャンペーンの一環で行われたもので、3万5000人から選ばれたサラリーマンが長州力選手らと対決する。11日から全国で放送。

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 同社は、夢をテーマにした「のどごし 夢のドリーム」キャンペーンを1月から実施。キャンペーンは、「あなたの夢をみんなでかなえる」をスローガンに、一般人が持つ夢を募集し、いろいろな人を巻き込んで、実際に夢をかなえ、その様子をCMにするというもの。

 今回のCMは、同キャンペーン第1弾で、「プロレスラーになってリングに立ちたい」という夢を持った37歳会社員の寺島力(つとむ)さんが主人公。寺島さんは、小学生の頃から憧れていたという長州選手と、格闘技の聖地と呼ばれる後楽園ホール(東京都文京区)で戦うことに。日々練習を積み重ね、ようやく試合の日を迎えた寺島さんだったが、ホールの赤コーナーに出てきたのは小力さんだった。寺島さんは小力さんを攻め込み、リングサイドに転がり落ちた小力さんは走って逃げてしまう……。その直後、テーマソングに合わせて長州選手が入場し……というストーリーが展開する。

 撮影は、後楽園ホールで12年12月に開催された全日本プロレスファン感謝デーのイベント終了後に行われた。実況には福澤朗さん、解説に小橋健太さん、セコンドとして藤波辰爾選手、武藤敬司選手、カズ・ハヤシ選手も登場した。

 約2000人の観客が見守る中、長州選手と真剣勝負を行った寺島さんは、「怖かった~」と試合を振り返りつつも、「30年近く見てきた長州力さんが目の前にいるのは本当に信じられなかった」と感慨深い様子。長州選手は、「寺島さんの姿勢には心を打たれるものがあった。頑張ってきた部分には気持ちで応えたい」と話していた。

 一方、「戦えるとしたら長州力さんと戦いたいですか?」と聞かれた小力さんは、「見てるのが好きなので……戦うなんてありえないと思いましたよ!」と慌て、長州選手との対戦を拒否。自身の夢については、「思ったことをどんどん言っていくと実現すると思うので、どんどん言っていきたい。一発屋じゃないぞと」と宣言していた。(毎日新聞デジタル)

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