スマートフォン向け無料通話・チャットアプリ「LINE(ライン)」の登録ユーザーが世界で1億人を突破したことが18日、明らかになった。国内では4100万人を突破した。
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LINEは、NHNジャパンが運営するアプリで、ユーザー同士であれば通信キャリアを問わず無料で通話できる利便性が若い世代を中心に人気を集めている。日本をはじめ、世界230以上の国や地域で利用されている。昨年10月には、世界で登録ユーザーが7000万人を突破、国内では3200万人を突破した。11日には、公式カメラアプリ「LINE camera(ラインカメラ)」の累計ダウンロード数も、サービス公開から約10カ月で2000万件を突破している。
同社では16日から1億人達成へ向けた特設サイトを開設、1億人突破を果たした同日は、社内でカウントダウンイベントを行った。1億人突破の瞬間には、社員の大歓声とともに、クラッカーとくす玉が割られ、記念のスペシャルアニメーションが上映された。映像の最後には、女優の石原さとみさんからの祝福のメッセージが流され、「公式アカウントではなんと友だちが125万人を超えました。本当にありがとうございます」と喜んだ。
同社の森川亮社長は、社員を労いながらも「これは単なる通過点に過ぎません。世界挑戦の切符を手に入れたという状況だと思う。ますますこれから厳しくなるが、グローバルサービスをスピードとクオリティーで、常に新しい価値を提供していきたい」と誓った。(毎日新聞デジタル)