有村昆:丸岡いずみと挙式「2人だけの映画を作っていきたい」 披露宴前に会見

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 映画コメンテーターの有村昆さん(36)と、元日本テレビの丸岡いずみさん(41)が19日、ウェスティンホテル東京(東京都目黒区)で結婚披露宴を行う前に会見した。桂由美さんが映画「ローマの休日」をイメージしてデザインしたという純白のウエディングドレス姿の丸岡さんを前に、有村さんは「本当に夢のよう」と満面の笑みでコメントした。披露宴は映画と結婚式をかけた“シネマ結婚式(シネ婚)”となることから、有村さんは「丸岡いずみ監督作品になるのか、僕が監督で彼女が主演女優になるのか分かりませんけど、2人だけの映画を作っていきたい!」と映画コメンテーターらしい表現で、永遠の愛を宣言した。

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 これまで日本テレビの情報番組「news every.(ニュースエブリィ)」のキャスターなどで活躍してきた丸岡さんは、「人の結婚式をたくさん伝えてきたんですけど、自分がこんな場にいるなんて今でも信じられないです」と喜びを語り、和装で臨んだという挙式について「夫の方が緊張して、誓いの言葉を読むときにちょっとかんじゃってました」といたずらっぽく明かすと、有村さんは「カッコいいところ見せようと思ったんですけどねー」と照れ笑いを浮かべていた。

 お互いについて、「いずみん」「こんちゃん」と呼び合っているとのろける2人だが、1年前は丸岡さんにとって大変な時期だったという。有村さんは「1年たったから申し上げられるんですけど、一昨年に(丸岡さんが)番組を降板。震災うつというか、おそらく彼女の人生にとってもどん底だったと思う」と明かした。病気と向き合う丸岡さんに、有村さんは「映画というのはクローズアップで見ると悲劇かもしれないが、全体で見ると喜劇なんだ」というチャップリンの言葉を贈るなどして、丸岡さんを励ましたという。

 当時について、丸岡さんは「彼の家に遊びに行ったときに、うつの本がたくさん置いてあったりして、病気のことを勉強してくれていたんだなって」と思いやりを感じたといい、「これからはどんなことがあっても、一緒に歩いて行けるなと確信しました」と結婚を決めた。有村さんも、「彼女のどん底を見ていたので、もう僕は何も怖くない。一から僕たちで幸せをつかんでいこうという思いが深い」と相手への愛を語った。丸岡さんは、今後は主婦業に専念するという。

 一方、この日の会見で、丸岡さんは有村さんのいびきがひどいことから寝室が別であることを告白。丸岡さんは現在は妊娠していないというが、有村さんは「結婚式が終わったら、いびき外来に行って、治して一緒に寝ようという作戦を……」と明かし、「僕らとしては子供1人はほしい。頑張りましょう」と丸岡さんに訴えていた。

 情報番組「ミヤネ屋」で丸岡さんと“名コンビ”を組んだ宮根誠司アナがMCを務める披露宴では、SF映画「スターウォーズ」に登場する「ライトセーバー」によるケーキカットや、SF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場する時空を越える乗用車「デロリアン」に乗って2人が登場するなど、さまざまな映画をモチーフにした演出が行われるという。

 2人は11年4月に友人の紹介で知り合い、有村さんがひとめぼれ。12年4月から交際が始まり、2週間に1度、有村さんが丸岡さんがいた徳島県に通う遠距離恋愛を実らせ、無事、同年8月28日にゴールインした。有村さんは交際当初から結婚を意識していたそうで、決め手は「尊敬でき、一緒にいて刺激を受ける」、丸岡さんは「(有村さんの)優しいところが好き」と話していた。

 丸岡さんは1971年8月6日生まれ、徳島県出身。94年4月に北海道文化放送にアナウンサーとして入社。99年に退社後はフリーキャスターとなり、CS放送などに出演。01年に日本テレビ報道局に中途入社し、報道記者をへて、10年3月から「news every.(ニュースエブリィ)」のキャスターに就任。11年8月から体調不良のため長期休養に入り、12年9月30日付で日本テレビを退社。

 有村さんは1976年7月2日マレーシア生まれ、東京都出身。「お願い!ランキング」(テレビ朝日系)の企画「ピリ辛!シネマアカデミー」などに出演。映画の豊富な知識を元にした軽快なトークでテレビ、ラジオ、雑誌や映画のイベントで活躍している。(毎日新聞デジタル)

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