お笑い芸人のスギちゃんが8日、現在公開中のトム・クルーズさんの主演映画「アウトロー」(クリストファー・マッカリー監督)のイベントに登場した。「R−1ぐらんぷり」の決勝が12日に迫っているにもかかわらず、多忙のため新ネタが作れないことを嘆くスギちゃんは、「ノープランで参加してやろうと思ってます。見てろぜ、これがアウトローだぜ!」と映画にからめて、半ば投げやりにコメント。人気急上昇中のものまねタレント「キンタロー。」さんと最初に対戦するが弱気発言を繰り返しつつも、「1年目に負けたら終わり。私は十何年もやってますから」と語り、「負けたら1カ月ノーパン!」と公約していた。
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「アウトロー」は、リー・チャイルドさんの全米ベストセラー小説が原作。米軍の元秘密捜査官で、正義のためなら手段を選ばないアウトローなヒーロー“ジャック・リーチャー”をクルーズさんが演じる。米ピッツバーグ近郊で6発の銃弾が発射され、5人が殺害される事件が起こる。容疑者として逮捕された元軍人のスナイパー、ジェームズ・バー(ジョセフ・シコラさん)は殺人容疑を否認し、リーチャーへの連絡を要求するが、刑務所への護送中に囚人たちに襲われ意識不明の状態になってしまう。警察に姿を現したリーチャーは、すご腕のバーが標的を外すわけがないと指摘し、事件の真相に挑んでいく……というストーリー。
イベントに、スギちゃんは、同映画のヒットにあやかった黒レザーにサングラスという“アウトロー”ファッションで現れ、劇中にも登場する高級スポーツカー「シボレーシェベルSS」をベタベタ触るなど、アウトローな振る舞いを見せた。しかし、スタッフから注意されると、慌てて指紋をぬぐうなど、態度を一転させた。「ルールには絶対従う、それがアウトローですよ。偉い方にいわれたら素直に聞き入れる、それがアウトローでしょ」と持論を展開した。また、イベントには、“アウトローガール”をイメージしたというセクシーな衣装でエジプト人タレントのフィフィさんも登場。アウトロールックのスギちゃんを「この間行った韓国屋さんの店長にそっくり」と評して笑いを誘った。(毎日新聞デジタル)
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