俳優の森山未來さんが10日、東京都内で行われた「第86回キネマ旬報ベスト・テン」(キネマ旬報社主催)の授賞式に登場。「苦役列車」で主演男優賞を受賞した森山さんは「重みのある賞をいただけてうれしい」と喜びをかみしめる一方、「どちらかというと作品が出来上がってからが“苦役列車”でした。いろんな人がいろんなことを言ったり、興行収入も“苦役”そのものだったんですが、今回の受賞で報われました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
あなたにオススメ
朝ドラ「ばけばけ」徹底特集! 高石あかりがヒロインに
映画「苦役列車」(山下敦弘監督)は第144回芥川賞を受賞した西村賢太さんの小説が原作。86~89年の東京を舞台に、その日暮らしを続けている「友ナシ、金ナシ、女ナシ」の19歳の北町貫多(森山さん)のひねくれた青春を描く。前田敦子さんがヒロインを演じたことでも話題になった。
「キネマ旬報ベスト・テン」は、今年で85回目を迎える米アカデミー賞より1回多いという長い歴史を誇っており、今回は12年公開の映画を対象に映画誌「キネマ旬報」の延べ129人の選考委員が選出した。日本映画作品賞には、ヤン・ヨンヒ監督の「かぞくのくに」が選ばれたほか、安藤サクラさんが、「かぞくのくに」で主演女優賞、「愛と誠」「その夜の侍」ほかで助演女優賞と、同賞初の主演・助演ダブル受賞となった。
このほか、日本映画監督賞は「終の信託」の周防正行監督、日本映画脚本賞と読者選出日本映画監督賞は「鍵泥棒のメソッド」の内田けんじ監督、助演男優賞は「アウトレイジ ビヨンド」の小日向文世さんが受賞した。新人女優賞は「桐島、部活やめるってよ」「ツナグ」などに出演した橋本愛さん、新人男優賞は「ふがいない僕は空を見た」「あなたへ」などに出演した三浦貴大さんが受賞した。(毎日新聞デジタル)
歌手で俳優の福山雅治さんが12月18日、東京・新宿で開催された「映画ラストマン -FIRST LOVE-」(平野俊一監督、12月24日公開)と完全新作スペシャルドラマ「ラストマン…
カナダ人俳優のライアン・ゴズリングさんが主演し、映画「オデッセイ」(2015年)の原作「火星の人」を著した人気作家アンディ・ウィアーさんの同名ベストセラー小説(早川書房)を映画化…
俳優の町田啓太さんが12月17日、東京都内で行われたNetflix映画「10DANCE」(大友啓史監督、12月18日世界配信スタート)配信記念イベントに出席。同作で初めて社交ダン…
俳優の竹内涼真さんが12月17日、東京都内で行われたNetflix映画「10DANCE」(大友啓史監督、12月18日世界配信スタート)配信記念イベントに出席。世界配信に先駆け、本…
俳優のジェラルド・バトラーさんが主演するクライムアクション映画「アウトローズ」(クリスチャン・グーデガスト監督、2026年1月23日公開)の場面カット7点が12月17日、一挙に公…