椎名桔平:主演ドラマ「RETURN」がスマホ「UULA」で独占配信 今夏に劇場公開も

「UULA(ウーラ)」で配信されるオリジナルドラマ「RETURN」の1シーン (C)UULA
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「UULA(ウーラ)」で配信されるオリジナルドラマ「RETURN」の1シーン (C)UULA

 俳優の椎名桔平さんが主演するドラマ「RETURN」がスマートフォン向けのアプリ「UULA(ウーラ)」で独占配信され、さらに映画版が今夏に公開されることが12日、明らかになった。近日中にサービスを開始するウーラは、映画やアニメ、音楽など6万以上のコンテンツが見放題(月額490円)になるアプリで、ドラマは「ウーラ」のオリジナルドラマ第1弾として、原田眞人監督が手がけ、椎名さんのほか、水川あさみさん、土屋アンナさん、山本裕典さんらが出演する。

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 「RETURN」は、はずみで暴力団関係の若社長を殺してしまったことから逃亡者となった男が、ある悪徳実業家の殺しを強要されたことから次第に闇社会に染まっていくバイオレンスアクション。主題歌は「m-flo」の書き下ろし楽曲「CHANCE」が採用されている。

 椎名さんは「原田監督とは『金融腐蝕列島 呪縛』(99年)という映画で初めてご一緒させていただきました。その作品で“エリート銀行員”というそれまでとは違った役どころを演じて、役者としての新しい自分を切り開いてもらった」と振り返り、「この作品は、役所広司さん主演の『KAMIKAZE TAXI』(95年)という原田監督の作品の続編的な感じもあります。役所さんとは、『金融腐蝕列島 呪縛』のときに共演して演技の面でとても影響を受けました。その役所さんが演じていた役どころを自分が演じるに当たって、どういうふうに演じることができるかという、自分に対する興味も湧いてきました」と役に対しての意気込みを語っている。

 スマホアプリで配信後、映画を公開するというコンテンツの流れについて原田監督は、最近の若者の映画離れの現象に触れ、「クオリティーが高いもので若者に見てもらえるものを作るには『最初に配信して、内容を確認してもらった上で映画館に足を運んでもらう』というやり方は非常に効果的だと思った。これからは“配信から映画”というやり方がスタンダードになっていくんじゃないかなと思っています」と期待を寄せている。

 ドラマは「ウーラ」で近日中に配信予定。1話14分で全8話。第1話は無料配信。(毎日新聞デジタル)

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