ピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり2013」の決勝戦が12日、関西テレビ・フジテレビ系全国ネットで生放送され、三浦マイルドさんが11代目のR-1王者に輝いた。賞金500万円とピン芸ナンバーワンの称号を手にした。
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この日行われた決勝には、キンタロー。さん、スギちゃん、桂三度さん、「どきどきキャンプ」の岸学さん、ヒューマン中村さん、田上よしえさん、「ザ・プラン9」のヤナギブソンさん、「プラスマイナス」の岩橋良昌さん、三遊亭こうもりさん、アンドーひであきさん、三浦マイルドさん、「雷ジャクソン」の高本剛志さんの12人が出場し、4人ずつA~Cのブロックに分かれた変則トーナメント方式で激突。三浦マイルドさん、ヒューマン中村さん、アンドーひであきさんの3人が各ブロックを勝ち抜き、ファイナルステージでネタを披露。7人の審査員による投票の結果、満場一致で三浦マイルドさんの勝利が決まった。
三浦さんは、77年10月18日生まれの35歳。11年には準決勝まで進んだものの、決勝まで駒を進めることはできなかった。今回初の決勝戦進出で、見事に「ピン芸人日本一」の称号を勝ち取った。
「R-1ぐらんぷり」は02年にスタートし、今回で11回目。優勝賞金500万円を懸けて、プロアマ問わず一人話芸の面白さで日本一を競う。3度の予選と準決勝をへて、決勝進出者12人でネタを披露する。過去には浅越ゴエさん、博多華丸さん、あべこうじさんらが優勝。昨年は「COWCOW」の多田健二さんが優勝し、準優勝のスギちゃんは大ブレークした。今回は過去最多の3684人の芸人がエントリーした。
決勝戦の審査員は、桂文枝さん、高田純次さん、関根勤さん、ラサール石井さん、板尾創路さん、木村祐一さん、勝俣州和さんが務め、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」とフジテレビの加藤綾子アナウンサーが司会を担当した。(毎日新聞デジタル)