原田泰造:NHK朝ドラ初出演 13年後期「ごちそうさん」で杏の父役に

「ごちそうさん」に出演する(左から)財前直見さん、杏さん、原田泰造さん
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「ごちそうさん」に出演する(左から)財前直見さん、杏さん、原田泰造さん

 お笑いトリオ「ネプチューン」の原田泰造さんが、13年後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)の「ごちそうさん」に出演することが18日、分かった。原田さんが朝ドラに出演するのは初めてで、女優の杏さんが演じる主人公・卯野め以子の父・大五を演じる。同日、大阪の同局で会見が開かれ、原田さんは「杏ちゃんのお父さんといえば、渡辺謙さんですけれども、本当に僕でいいんだろうか? 今でも思っております。とにかく頑張ります。本当に頑張ります。少しでも多く出演したいです。頑張ります。よろしくお願いします」と笑顔で意気込みを語った。

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 「ごちそうさん」は「食」をテーマに、大正時代からスタートする物語で、食いしん坊の東京娘・め以子(杏さん)がへんくつな大阪男・西門悠太郎に恋をして「くいだおれの街」大阪に嫁ぎ、激動の大正・昭和をたくましい大阪の母として生き、夫への愛を貫く半生を描く。ドラマ「JIN−仁−」(TBS系)などを手がけた脚本家の森下佳子さんが脚本を担当する。

 原田さん演じる大五は、農家の五男として生まれ、東京のホテルのレストランで修業を重ねているときに妻と出会う。独立して西洋料理の店を構え、最初は本格派を目指して苦戦をしていたが、娘のめ以子たちが喜ぶ親しみやすい洋食に切り替えたことで、店は軌道に乗る。め以子は、おいしいものを作るために努力を惜しまず、どこか楽天的な大五のDNAを受け継いでいる……という設定。

 また、め以子の母・イクを女優の財前直見さん、祖母・トラを女優でエッセイストの吉行和子さん、弟・照生を俳優の井之脇海さんが演じることが発表された。め以子が大阪に嫁いでからのキャストとして、相手役・西門悠太郎をモデルで俳優の東出昌大さん、悠太郎の父・正蔵を俳優の近藤正臣さん、悠太郎の母・静を女優の宮崎美子さんが演じる。

 会見には財前さんや東出さんら共演者も登壇し、杏さんは「『すごく大変な現場だよ。撮影時間がすごく長いし、制作期間が長いし、ハードな撮影の日々が続く』っていうふうにうかがっているんですけれども、こんなすてきな方々に囲まれていたら、あっという間に楽しく過ごせてしまうんではないのかなって楽しみにしております」とうれしそうに話していた。放送は13年9月30日にスタート。全150回を予定。(毎日新聞デジタル)

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