第85回アカデミー賞：「ジャンゴ　繋がれざる者」のクリストフ・ヴァルツ　2度目の助演男優賞

　世界最高峰とうたわれる米国の映画の祭典「第85回アカデミー賞授賞式」が25日（現地時間24日）に米ロサンゼルスで開催され、助演男優賞は「ジャンゴ　繋がれざる者」（クエンティン・タランティーノ監督）のクリストフ・ヴァルツさんが受賞した。

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　09年公開のタランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」でも同賞を受賞しており、2度目の助演男優賞受賞となった。ヴァルツさんは、「本当にありがとうございます。無限の感謝を伝えたい」と笑顔で喜びを語った。

　「ジャンゴ　繋がれざる者」は1859年の米南部が舞台。元奴隷のジャンゴ（ジェイミー・フォックスさん）が、奴隷市場で別れた妻ブルームヒルダ（ケリー・ワシントンさん）を救い出すため、賞金稼ぎのキング・シュルツ（ヴァルツさん）とコンビを組み、おたずね者たちを捕まえていく姿を描く。米俳優のレオナルド・ディカプリオさんが農園の領主で、部下と奴隷たちを闘わせて楽しむ極悪人・キャンディを演じる。3月1日に公開。（毎日新聞デジタル）