高梨臨：“元ヤン”教師役で連ドラ初主演

　女優の高梨臨さんが、TBSの深夜ドラマ枠「ドラマNEO」で放送される新作「放課後グルーヴ」で、連続ドラマ初主演を務めることが分かった。高梨さんが演じるのは、暴走族に入り高校を2年で中退したが、その後更生して教師になったという異色の経歴を持つ体育教師の桐生真琴役で「『やりたい！』と迷わずに思いました。体育会系で“元ヤン”という新しいキャラクターに挑戦できるので、今からワクワクしています」とコメントしている。

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　「放課後グルーヴ」は、12年4月から中学校の保健体育の授業でダンスが必修化されたことを題材にした学園ドラマ。ドラマ・映画「荒川アンダーザブリッジ」の飯塚健監督が脚本と演出を担当し、実際の中学校でも起こっている、ダンスの習得に格闘する教師と、戸惑いながらもダンスに興味を持つ生徒たちを、スタイリッシュでスピード感あふれる展開で描く。ドラマは同局が年末に開催予定のイベント「中学生ダンスコンクール」（仮）へつながる一大ダンスプロジェクトの一つに位置づけられている。

　物語は、暴走族に入り高校を2年で中退したが、その後定時制高校から大学へ進学した体育教師・桐生真琴（高梨さん）の信条は、「教師（おとな）は、ナメられたら終わり」。抜群の運動神経で生徒たちを指導しているが、必修科目で教えることになったダンスだけは大の苦手。その秘密が生徒たちにばれないように、必死に努力することになる……という展開。

　高梨さんは「お話の設定やキャラクターが、個性的で面白いので、みなさんにシュールなやりとりやツッコミも楽しんでいただける」といい、初主演については「もちろんプレッシャーもありますが、飯塚監督の世界観に入ることを楽しみながら、みんなでいい作品を作りたいです！！」と意気込んでいる。ドラマは4月22日スタート、毎週月曜深夜0時28分に放送予定。（毎日新聞デジタル）