川原和久：相棒“伊丹刑事”初出版　女性ファンら100人とクールに握手

　人気刑事ドラマ「相棒」（テレビ朝日系）で捜査1課の伊丹憲一刑事を演じる川原和久さんが16日、オフィシャルフォトブック「相棒 捜査一課 伊丹憲一」（ぴあ、1260円）の出版記念イベントを開いた。女性客らの大歓声で迎えられた川原さんは、役柄同様のクールな表情だったが、時折笑みを浮かべてファン100人と握手。昨年6月には歌舞伎俳優の松本幸四郎さんの長女で女優の松本紀保（きお）さんと結婚しており、ファンから「結婚おめでとうございます」と祝福される場面もあった。

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　握手会後、記者から表情の硬さを指摘されると、「だいぶ緩めていましたよ。全然緊張していなかったんですけどね」とさらり。初出版については「いやいや勘弁してくれと思いましたね」と明かし、「相棒」のキャストは「嘲笑（ちょうしょう）でしたね。相当ばかにしていました」と苦笑。この日のイベントについては「奥さんは（何も）言っていないですね。向こうのお母様は笑顔で『がんばってください』と言っていましたね」と明かしていた。

　フォトブックは、川原さんの巻頭グラビアに始まり、松本基弘ゼネラルプロデューサーとの対談や相棒キャストの川原さん評などその素顔に迫る内容で、1万3000文字のロングインタビューも掲載されている。川原さんは「誤った情報が流れたり、うわさがあったりする中、自分発信なので、そういうことが修正されていけばいい。プライベートなことは語っていないので正せないですけど」と話していた。

　23日には田中圭さんとダブル主演する映画「相棒シリーズ X DAY」（橋本一監督）も公開されるが、「正直なところ“宿題”が多すぎて、公開のこと考えてないんですよ」と苦笑い。「今日も原稿チェックを渡され、今度キャンペーンで行く仙台のスケジュールを渡されたりして、公開まで頭が回らない。その日その日を片付けていく感じで、（公開）当日の朝にコメントも用意していなくてあわてると思う。たいしたこと言えないと思います」と多忙ぶりを明かしていた。（毎日新聞デジタル）