人気上昇中のモデル・女優の本田翼さんが21日、東京モード学園(東京都新宿区)で行われた初主演の携帯電話専用放送局「BeeTV」新ドラマ「午前3時の無法地帯」の完成披露試写イベントに登場。初主演の本田さんの演技について聞かれた山下敦弘監督が「すごく忙しすぎてすごく疲れていた。撮影3日目で泣いてたんですよ」と話すと、本田さんも「ガンガン言われて、(山下)監督に泣かされました……」と、撮影の苦労を明かした。
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配信中のドラマは、女性向けマンガ誌「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載されたねむようこさんの人気マンガを実写化した作品で、シリーズ累計発行部数50万部を超えるヒットとなった。本田さんが演じるのは、イラストレーターを夢見ながら就職したデザイン会社で日々仕事に追われ、彼氏ともすれ違いばかりだが、仕事に恋に奮闘する主人公のデザイナー・七瀬ももこ。映画「苦役列車」「マイ・バック・ページ」などの山下監督と今泉力哉監督がメガホンを取っている。
本田さんは、初主演について「必死にやったんですけれど、何度も悩んで、相談してもダメダメとすごく言われた。でも本当に思い入れのある作品になった。働く女子の恋愛バイブルになれば」と熱を込めて、作品への思いを語った。山下監督も本田さんの奮闘ぶりを評価し「本田翼の魅力を見せるために全員で作ったドラマ版。原作と少し違った本田翼本人の部分も見てほしい」と熱く語った。一方、今泉監督は「本田翼とオダギリジョー、やばい、緊張しないようにしようと思いました」と、撮影時の秘めた思いを明かしたが、「山下監督が本田さんを泣かせたことを知らずに、次の日僕もじっくりとやっちゃった。情報はもっと仕入れたかった……」とこぼし、会場を沸かせた。
イベント会場は、ももこの職業・デザイナーにちみ、本田さんと共演のオダギリジョーさんがランウエーを歩いた。ももこの相手役で“オトナの男”多賀谷を演じたオダギリさんは、本田さんについて聞かれると「すごく元気いっぱいで……あれ、違う女優さんだったかな」ととぼけ、「僕が周りと仲良くしようという気がない俳優なんで、気を使ってもらって助かりました。芝居を一生懸命やっている部分は、初心を忘れ去っていた僕からするとすごくよかった」と、テキトーなコメントをしていたが、ドラマについて「繊細で女性的な目線で描かれた原作を、2人の男性監督がどう描いたのかが魅力」といい、「今の(コメント)いいんじゃないですか? 最後に仕事ができた」と自身のコメントを自画自賛して、会場の笑いを誘った。
ドラマは「BeeTV」とドコモのスマートフォン向け動画配信サービス「dビデオ(現dマーケット VIDEOストア) powered by BeeTV」で配信中。1話約12分で毎週月、水曜に更新。全12話。(毎日新聞デジタル)
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