注目アニメ紹介:「団地ともお」 楽しくてちょっと切ない男子小学生の日常

アニメ「団地ともお」のビジュアル(c)小田扉・小学館/NHK・NEP・ShoPro
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アニメ「団地ともお」のビジュアル(c)小田扉・小学館/NHK・NEP・ShoPro

 マンモス団地に住む男子小学生のくだらなくも楽しい日常を描くテレビアニメ「団地ともお」が6日朝、スタートする。原作は、小田扉さんがビッグクコミックスピリッツ(小学館)で連載中の人気マンガだ。

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 とあるマンモス団地の29号棟に住む小学4年生の木下友夫(ともお)は、パートで働く母の哲子と中学生の姉との3人暮らし。大好きな父は単身赴任中だが、どこにでもある中流家庭だ。スポーツや勉強もそう得意ではないともおだが、遊びと食べることが大好きで、騒ぎを起こしつつ、毎日をたくましく過ごしている。

 ともおは、おおらかな人柄で責任感もあり、学校の同級生だけでなく、団地の大人たちとも背伸びをしながら交流する姿も描かれる。シュールなギャグも多く、切なくもあり、味わい深い作品だ。

 声優は、ともお役を「交響詩篇エウレカセブン」の三瓶由布子さん、哲子役を「デジモンアドベンチャー」の坂本千夏さんが担当。「ペンギンの問題」「デュエル・マスターズ ビクトリー」の小学館ミュージック&デジタルエンタテイメントがアニメ制作を手がける。毎週土曜午前9時半からNHK総合で放送。(毎日新聞デジタル)

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