円谷プロダクションの特撮ヒーロー「ウルトラマン」シリーズの新たなヒーロー「ウルトラマンギンガ」が、創立50周年となる12日、東京都内で行われた同社の新事業展開説明会でお披露目された。
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新ヒーロー「ウルトラマンギンガ」は頭部と胸部、腕、脚に青色に光るクリスタルがあしらわれているのが特徴。「ギンガ」は、09年に映画で初登場した「ゼロ」に続き4年ぶりに登場したウルトラヒーローで、テレビ東京系「新ウルトラマン列伝」(毎週水曜午後5時半)内で、「ウルトラマンの日」である7月10日から放送される。メガホンをとるアベユーイチ監督は「なぜかウルトラ戦士が人形になってしまっている不思議な世界で、等身大の高校生たちが主人公。ウルトラマンタロウの人形と、主人公との出会いから始まり、高校生たちとウルトラマンが出会ったことで起こるドラマ」とストーリーを説明した。
アベ監督は「新しいウルトラマンを作るということでかなり気合を入れつつ、勢いとフレッシュをキーワードに、絶賛撮影中です。若い彼らの悩みや未来をつむいでいきたいと思う。ベテランにフレッシュなキャストが入り、新しい何かが生み出せれば」と力を込めた。7月10日から夏休みの期間中、第1~6話を、その後11~12月に第7~11話を放送。9月と14年3月にはスペシャルエピソードを映画化する予定。
説明会では、「ウルトラマンギンガ」のお披露目のほか、大岡新一社長から、今年の同社のブルーレイ版「ウルトラマン」(7月10日「ウルトラマンの日」 ボックス1発売)などのDVDやブルーレイディスク(BD)のラインアップ、バンダイの玩具展開、データカードダスなどの新商品の発表も行われた。(毎日新聞デジタル)