広末涼子:17年ぶり連ドラ主演 堤幸彦監督作品で肝っ玉シングルマザー役

「スターマン~この星の恋~(仮題)」で17年ぶりに連続ドラマ主演を務める広末涼子さん=関西テレビ提供
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「スターマン~この星の恋~(仮題)」で17年ぶりに連続ドラマ主演を務める広末涼子さん=関西テレビ提供

 女優の広末涼子さんが、7月からスタートする連続ドラマ「スターマン~この星の恋~(仮題)」(関西テレビ・フジテレビ系)で、17年ぶりに連続ドラマの主演を務めることが25日、明らかになった。「ケイゾク」「TRICK」「SPEC」の堤幸彦監督がメガホンをとり、連続テレビ小説「おひさま」(11年)の岡田惠和さんが脚本を手がける異色のホームドラマで、3人の息子を育てながら年下の青年に一目ぼれしてしまう肝っ玉シングルマザーを演じる。

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 連続ドラマの主演は、96年「木曜の怪談」(フジテレビ系)以来、実に17年ぶりとなった広末さんは「主演というのは、やはり勇気がいりますね。でも、自分はテレビっ子で、ドラマを見て育った。初めての仕事もドラマの現場だったので、“ホームに帰ってきた”という感覚。思いっきり楽しい作品を作りたい」と意気込んでいる。

 広末さんが演じるのは大ざっぱな性格が災いして夫に逃げられ、3人の息子を育てている男勝りなシングルマザー・宇野佐和子。「こんなお母さんだったら嫌ですね(笑い)。でも佐和子の真っすぐな部分や、チャーミングさという意味で、同性の方に共感してもらえたら、そして、応援したくなるキャラクターになれたらいいなと思います」と語っている。

 ドラマは、3人の息子を育てている男勝りなシングルマザーの佐和子が、ある日、突然目の前に現れた記憶喪失の年下の青年に一目ぼれしてしまい、3人の息子の父親として同居させることになり、ちょっと変わった“疑似家族生活”が始まる……というストーリー。

 3人の息子を抱える現実問題と“恋する乙女心”とのはざまで奮闘する強くて弱い女性を、痛快かつ繊細に描いていくといい、堤監督は「一言で言うなら『とんでもないファミリードラマ』ですよ。ホームドラマも、ラブロマンスも、含まれているようなファミリードラマですね」と説明している。

 佐和子が一目ぼれする年下の謎の男“星男”を「仮面ライダーフォーゼ」の福士蒼汰さんが演じるほか、小池栄子さん、「関西ジャニーズJr.」の大西流星さん、有村架純さん、石井正則さん、山田裕貴さん、吉行和子さん、國村隼さんらも出演する。ドラマは7月からフジテレビ系で毎週火曜午後10時から放送予定。(毎日新聞デジタル)

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