集英社のライトノベルレーベル「スーパーダッシュ文庫」によるマンガ誌「スーパーダッシュ＆ゴー！」が、25日発売の同誌6月号をもって休刊した。夏からは、ウェブのみのメディアミックスマンガ誌にリニューアルし、「カンピオーネ」「六花の勇者」といった人気作品の連載を継続するほか、松田縞さんら新人による2作品の連載もスタートする。

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　スーパーダッシュ＆ゴー！は、スーパーダッシュ文庫の読者層を広げながら、新人の発掘・育成を目指し、11年10月に創刊。アニメ化もされた「ベン・トー」「パパのいうことを聞きなさい！」「カンピオーネ」など人気ライトノベルのコミカライズを中心に連載され、高畠エナガさんや星屑七号さんら新人も輩出した。

　同誌編集長の丸宝行晴さんは、人気ライトノベル作品のマンガや、注目の新人マンガ家を世に送り出せたことを「誇りに思っております」と話しており、休刊の理由については「スーパーダッシュ文庫の作品をコミックにし雑誌にするという実験的な試みに、一定の評価を得ることができた」と語っている。（毎日新聞デジタル）