塚本高史:舞台あいさつで父の顔 連続ドラマW「配達されたい私たち」完成披露

「配達されたい私たち」完成披露試写会の舞台あいさつに登場した須田瑛斗君を抱き上げる塚本高史さん(右)
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「配達されたい私たち」完成披露試写会の舞台あいさつに登場した須田瑛斗君を抱き上げる塚本高史さん(右)

 俳優の塚本高史さんが7日、主演を務めるWOWOWの連続ドラマW「配達されたい私たち」完成披露試写会の舞台あいさつに登場。自身も5歳の娘、3歳の息子がいる塚本さんは、ドラマにちなんで、「7年後に手紙を出すとしたら?」と聞かれると、「今はおやじの仕事って分からないと思うけれど、(7年後は)息子が10歳になるので、父親を意識して成長してると思う。7年後の息子に、父ちゃんがカッコいいか(手紙で)聞いてみたい」と父親の顔を見せた。

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 舞台あいさつには、共演の栗山千明さん、劇中で主人公の息子を演じた須田瑛斗君、映画「私をスキーに連れてって」(87年)や「僕らはみんな生きている」(93年)を手がけた脚本家、一色伸幸さんが登場した。塚本さんは、うつ病で自殺しようとするが、偶然拾った7年前の手紙を相手に届けることで生きる意味を見つける主人公・澤野始役、最初に手紙を手渡した理髪店を営む岡江有役を、栗山さんが演じる。栗山さんの役について、塚本さんは「介護老人とヘルパーの関係。立つのも歩くのも、自分の考えをしゃべるのも面倒だという僕と、栗山さんのコントみたいな掛け合いが毎回あるから楽しみにしてほしい」と見どころを語った。

 一方、瑛斗君から「ドラマでは静かなパパだったけれど、ドラマじゃないときは本を一緒に読んでくれてうれしかった。ウォーリーを探しました」と舞台裏を明かされると、塚本さんは照れながら「久しぶりにやると難しい。見つけないと次のページをめくらせてくれない」と笑顔だった。ドラマは、一色さんが自身のうつ病克服経験を元に描いた出会いと別れ、再生をテーマにしたヒューマンコメディー。12日から毎週日曜午後10時にWOWOWプライムで放送される。全5回で初回は無料放送。(毎日新聞デジタル)

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