前田敦子:ホラー映画撮影中の怪奇現象にゾクッ

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 元AKB48で女優の前田敦子さんが9日、豊川稲荷東京別院(東京都港区)で行われた主演映画「クロユリ団地」(中田秀夫監督)の公開直前イベントに登場。ホラー映画らしく撮影中に怪奇現象が起きたことから、ヒット祈願とともにおはらいを行った。現場には居合わせなかったという前田さんだが「後からスタッフさんに聞きました……」と怖がっている様子で、おはらいでは怪奇現象が起きたハードディスクが自身の近くにあったと中田監督から聞くと「えー、どこですか!?」と再び恐怖に顔を引きつらせていた。

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 撮影中の怪奇現象は、悪霊ばらいのシーンで祝詞(のりと)のテープを流したところ、音を示すメーターが振り切れる現象が起きたにもかかわらず、録音したハードディスクに全く音が入っていなかったという。イベントには、前田さんとダブル主演した俳優の成宮寛貴さんも登場。「孤独の恐怖」を描いた映画にちなんで「孤独」について聞かれると、前田さんは「プライベートで感じたことはないですね」といい、一方の成宮さんは「僕は結構独りぼっちです。予定を前もって立てないので、仕事が終わって、友達に晩ご飯を誘うと断られることが多くて。『じゃあ牛丼食って帰るか』って。そういうことが週4(回)くらいであります」と対照的な様子を語った。

 映画は、「リング」(98年)や「仄暗い水の底から」(02年)で知られる中田監督がメガホンを取ったホラー。とある団地へと引っ越してきた明日香が、そこで続いている変死事件の真相を追ううちに、想像を絶する恐怖を体験する……という物語。前田さんがヒロインの明日香、成宮さんが団地の忌まわしい秘密を知る清掃員・笹原を演じている。18日に公開。台湾での同日公開が決定し、前田さんと成宮さんも現地の舞台あいさつに登壇する予定。(毎日新聞デジタル)

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