ナイキジャパンのランニングイベント「NIKE GUNYARI BATTLE」が11日、東京・六本木ヒルズアリーナで開かれ、世界最大級という幅約14メートルのターンテーブルが出現した。イベントのステージとして設置された巨大ターンテーブルは実際に回転し、アームやミキサーのフェーダーなども精巧に再現されており、司会を務めたヒップホップグループ「スチャダラパー」のBOSEさんは「いつも(本物のターンテーブルを)見てるけど、アーム部のディテールがマジやばい!」と驚きの声を上げていた。
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イベントは、同社のランニングシューズ「ナイキ フリー」のキャンペーンの一環で、音楽とランニングの融合がコンセプト。総合格闘技の宇野薫選手らゲストのアスリートたちが巨大な盤上を走りながら得点を競う“DJバトル”を繰り広げたほか、田中知之(FPM)さんらによるDJプレーや世界的なダンサーのTAKAHIROさんらの迫力のパフォーマンスが繰り広げられ、ボクシングWBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志選手のトークショーも行われた。
アスリートらが挑戦したのは、スクリーンの表示に合わせてターンテーブル上をランニングするゲームで、左右のターンテーブルを使って1対1で対戦。正確なスピードで走るとポイントになり、そのポイント数で勝敗を競った。女子ボクシングの伊藤沙月選手との対戦に勝利したトランポリンの伊藤正樹選手は「(ターンテーブルが)ずっと回っているので、自分のタイミングでスピードを上げたり、止めたりするのが本当に難しかった」と振り返っていた。(毎日新聞デジタル)