リミット：桜庭ななみ主演でドラマ化　女子高生らが泥だらけでサバイバル

　「ライフ」などで知られるすえのぶけいこさんの人気マンガ「リミット」が、女優の桜庭ななみさん主演でテレビ東京系で7月にドラマ化されることが明らかになった。ある事故で生き残った女子高校生たちが繰り広げるサバイバルを描く衝撃作で、桜庭さんは主人公の今野水希を演じ、クラスメート役には土屋太鳳さん、工藤綾乃さん、山下リオさんら注目の若手女優が顔をそろえた。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　桜庭さんは「原作のファンがとても多い作品なので、プレッシャーも感じましたが、台本と向き合って監督・スタッフ・キャストの皆さんとドラマでしかできない『リミット』になるよう全力で取り組みたい」と意気込んでおり、「見どころは、極限状態の中、私たちがどのように回避していくのか、話数を重ねるごとに変わっていく人間関係に注目していただきたいです」とアピールしている。

　原作の「リミット」は、09～11年に少女マンガ誌「別冊フレンド」（講談社）で連載され、コミックスは全6巻。主人公の水希（桜庭さん）は、何事も要領よくこなし、クラスの中心グループにいたが、ある日、クラスの交流キャンプに出かける途中でバスが山中の崖から転落してしまう。多くの生徒が死亡し、生き残った生徒は5人の女子だけ。救助も来ない極限状態の中、彼女たちのサバイバルが始まるが、次第にこれまで押し隠されてきたそれぞれの感情がむき出しになっていき……というストーリー。

　同局の中川順平プロデューサーは「次代を担うフレッシュな女優さんに集まっていただくことができました。『ドラマ24』らしく、女子高生が泥だらけでサバイブする姿に“萌える”という見方もOK。緊迫の人間ドラマに息をのむもOKです。『リミット』ご期待ください」とアピールしている。ドラマ「リミット」は7月から、毎週金曜深夜0時12分～0時52分の「ドラマ24」枠で放送予定。（毎日新聞デジタル）