暗殺教室:コミックス1巻が半年で100万部 異例の大台突破

発行100万部を突破することが明らかになった松井優征さんのマンガ「暗殺教室」のコミックス1巻のカバー
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発行100万部を突破することが明らかになった松井優征さんのマンガ「暗殺教室」のコミックス1巻のカバー

 松井優征さんのマンガ「暗殺教室」コミックス1巻の発行部数が今月中に100万部を突破することが13日、明らかになった。12年11月の発売からわずか半年で、アニメ化やドラマ化といったメディアミックスなしで、ヒットの指標である100万部を突破するのは、極めて異例。

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 「暗殺教室」は、12年7月から週刊少年ジャンプ(集英社)で連載中の学園マンガ。月を7割蒸発させた犯人で、地球を破壊しようとたくらむ謎の生物「殺(ころ)せんせー」が、落ちこぼれが集まる椚ケ丘中学3年E組の担任となり、生徒たちは国家からその暗殺を依頼される。成功報酬は100億円。生徒たちはことあるごとに先生を暗殺しようとするが……というストーリー。タイトルや物語は奇抜だが、少年マンガの王道である少年少女の成長が描かれ、「教育や勉強とは何か?」といった普遍的なテーマも扱っている。

 12年11月に発売されたコミックス1巻は、初版に30万部を発行。今月の重版が決まり、発行部数が100万部を突破することが確定した。(毎日新聞デジタル)

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