キングオブコント2013:うしろシティ、アルコ&ピースら実力派が出場表明 

「キングオブコント」5代目キングのお笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠英二さん(左)と西村瑞樹さん=12年9月22日撮影
1 / 11
「キングオブコント」5代目キングのお笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠英二さん(左)と西村瑞樹さん=12年9月22日撮影

 コント日本一を競う「キングオブコント2013」(TBS系)の開催が決定し、昨年の大会でファイナリストとなったお笑いコンビ「うしろシティ」や「かもめんたる」、「しずる」らの出場が16日、明らかになった。ほかにも活躍の場を広げている「アルコ&ピース」や「ジャングルポケット」をはじめ、「鬼ヶ島」「かまいたち」「ジャルジャル」「ななめ45°」「ロッチ」も早々に出場を表明した。うしろシティは優勝した場合は「オープンカーでパレード」を宣言、「しずる」は、「結成10年を優勝という形で飾りたい」と、意気込みを語っている。出場エントリーは7月15日まで受け付けている。

ウナギノボリ

 アルコ&ピースは、ファイナリストに残れなかった参加芸人が着る決勝の審査員ポロシャツが、タンスに入らないと嘆いて「今年こそは(ファイナリストになって)審査される側に」と力を込め、かもめんたるは「(昨年は)3位でもバイトをやめられなかったので、優勝を目指します!」と誓っていた。2年間決勝から遠ざかっているジャルジャルは「今年のために温存していた。優勝したら、翌年も出て、2連覇を果たします」と意気込んでいる。ロッチは「コント師であることをキングになって知らしめてやる。本職のコントで結果を出したい」と気合十分。ジャングルポケットは「ずっと準決勝止まり、今年こそ決勝に進んでコント師としてテレビに出たいです!」といい、もし優勝したら「豪快に貯金したい」とコメントしている。

 08年から毎年行われている「キングオブコント」は、プロアマ問わずコント日本一を競うお笑いコンテスト。「バッファロー吾郎」が初代キングに輝き、「東京03」が2代目、「キングオブコメディ」が3代目、「ロバート」が4代目となった。昨年5代目キングとなった「バイきんぐ」の小峠英二さんは、優勝後はお笑いだけで生活できるようになったといい、「すべてが夢のような(優勝の)あの日から! なんて日なんだ!!!」と自身のネタを叫び、西村瑞樹さんも「一夜にして人生が変わる大会です。今年、出場する皆さんも頑張ってください!」と、出場者にエールを送っている。

 エントリーは、2人以上のユニットなら芸歴の制限なく可能で、優勝賞金は1000万円。1回戦、2回戦、準決勝、決勝と進み、ネタ披露は1回戦のみ2分間、ほかは4分間。1回戦は、7月1日から東京で行われ、大阪、名古屋で開催。2回戦は東京と大阪、準決勝は赤坂BLITZ(東京都港区)で開催。決勝は9月下旬~10月上旬にTBS系で生放送される。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 11 枚

芸能 最新記事