女優の観月ありささんが、戦国武将の織田信長の正室・濃姫役で時代劇に初挑戦したテレビ朝日のスペシャルドラマ「濃姫」の第2弾「濃姫2~戦国の女たち」が6月23日に放送されることが24日、明らかになった。前作に引き続き濃姫を観月さん、信長を俳優の城田優さんが演じる。観月さんは「耐え忍びつつも強い心意気を持った女の生き様を演じられるのは、時代劇ならではの幸せ! 約1年半ぶりの京都で、映画作品のようにじっくり丁寧に撮影に取り組んでいます」とコメントしている。
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濃姫は戦国時代、油売りから立身出世を果たした“美濃のマムシ”こと斎藤道三の娘で、政略結婚のため信長のもとに嫁いだ。前作では、才色兼備で武術の心得がある強く美しい濃姫が、“うつけ”と一族から嘲笑されていた信長の秘めた才を見抜き、信長のよき理解者となっていく様を描いた。第2弾では、信長の名声を天下に知らしめた「桶狭間の戦い」から、信長の妹・お市の方が嫁いだ浅井家の滅亡までを背景に、大人へ成長した濃姫と信長の波乱の人生が描かれる。お市の方に比嘉愛未さん、木下藤吉郎にえなりかずきさん、浅井長政に中村俊介さんなど若手実力派が加わるほか、信長の実母・香林院に余貴美子さん、長政の父・久政に西岡徳馬さんなどベテラン勢が脇を固める。
第2弾について観月さんは「第1弾で好評をいただき、その後の濃姫をまた演じることができて、とてもうれしく思っています。濃姫を主体に描くのはこの作品ならでは」と喜び、自身の演じる濃姫については「女でありながら戦のノウハウを知り尽くし、先手を打って夫に進むべき道を諭していく、信長にとって“影の番人”のような存在。理想的な妻ですが、私には無理かな(笑い)」と説明。今作については「2人の夫婦関係もより熟して、(濃姫は)“城を守る女房”という役割が色濃くなっています。戦国時代を生き抜く女たちの生き様が見どころ」と魅力を語っている。
ドラマはテレビ朝日系で6月23日午後9時に放送予定。(毎日新聞デジタル)
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