新潮ミステリー大賞:映像化を視野に新人賞創設

 新潮社は、公募形式の文学新人賞「新潮ミステリー大賞」の創設を発表した。東映が後援し、受賞作と最終候補作の映像化優先権を東映が持つなど作品の映像化を積極的に進めていく予定。なお選考委員は、伊坂幸太郎さん、貴志祐介さん、道尾秀介さんが務める。

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 同賞は、「日本推理サスペンス大賞」(88~94年)、「新潮ミステリー倶楽部賞」(96~00年)、「ホラーサスペンス大賞」(00年~05年)を受け継ぐ形でスタートする文学新人賞。対象となる作品は、ストーリー性豊かな、日本語で書かれた広義のミステリー小説で、プロ・アマ問わず応募でき、大賞受賞者には賞金300万円が贈られる。締め切りは14年3月31日(当日消印有効)。

 受賞発表は、14年7月末を予定している。(毎日新聞デジタル)

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