女優の桐谷美玲さんが、観月ありささん主演で5年ぶりに復活する連続ドラマ「斉藤さん2」（日本テレビ系）に、小学4年生の子どもを持つ母親役で出演することが7日、明らかになった。桐谷さんは役作りのためにトレードマークのロングヘアを10センチほど切ったといい、「ここまで短くしたのは久しぶりなので、新鮮な気持ち」と感想を語り、「この髪形がしっくりハマる素敵なママになりたい」と意気込みを語っている。

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　「斉藤さん」は、「うるさかろうが、煙たかろうが、斉藤さんは正義の道をゆく」をキャッチコピーに、08年1～3月に放送された水曜ドラマ。信念を持って「悪いことは悪い」とはっきり言い、世の悪に敢然と立ち向かう斉藤全子（観月さん）とそのそばにいる人たちを描き、平均視聴率15．6％、最終回視聴率は19．6％と人気を集めた。「2」では、“主戦場”を幼稚園から小学校へと移し、小学生となった息子・潤一とともに、新しい街で、新しい人々と触れあっていく。同局の人気ドラマ「ごくせん」と同様にパート1の水曜枠からパート2では土曜ドラマ枠での放送となる。

　桐谷さんが若くして子育てに獅子奮迅する母親・山内摩耶役を演じるほか、摩耶の夫役を田辺誠一さん、小学校の担任役を瀬戸康史さん、ママ友・立花知佐子役を酒井若菜さん、街の巡査役を勝村政信さん、ママ友のリーダー役を南果歩さんが演じることが発表された。

　桐谷さんは、映画「ジーンワルツ」（11年）で出産する母親役を演じたことがあるが「小学生の母親役を演じるというプレッシャーはすごくありますが、共感してもらえるように演じたい」とにっこり。前作のファンという桐谷さんは、「（観月さんと）ご一緒できてすごくうれしいです。お芝居のことだけではない、スーパースタイルの秘訣なども教えていただきたいです」と笑顔を見せた。ドラマは7月13日スタートで、毎週土曜午後9時から日本テレビ系で放送。（毎日新聞デジタル）