SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』魚人島編
第1話 再出発!集う麦わらの一味!
11月3日(日)放送分
劇場版アニメ「攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain」のトークショー付き特別試写会が13日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(東京都港区)で開催された。お笑いコンビ「ペナルティ」、メンタリストのDaiGoさん、加藤夏希さん、南海キャンディーズのしずちゃんが、「攻殻機動隊」好きとして試写前のイベントに登壇。加藤さんとしずちゃん、「ペナルティ」のワッキーさんは青い髪に赤い革ジャケット姿の全身サイボーグのヒロイン・草薙素子のコスプレで登場し、会場に集まったファンの歓声を浴びていた。
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今作は、近未来の電脳化社会を舞台に架空の公安組織を描いたアニメ「攻殻機動隊」の最新作で、劇場版アニメ「機動警察パトレイバー」などの黄瀬和哉さんが総監督を務め、アニメーションはプロダクションI.Gが担当している。作家の冲方丁(うぶかた・とう)さんが脚本と構成、小山田圭吾さんのソロユニット「コーネリアス」が音楽を手がけ、原作者の士郎正宗さんもプロジェクトに参加する。劇場版では、特殊部隊・攻殻機動隊創設時のエピソードや、謎に包まれたヒロイン・草薙素子の物語などが全4部作で描かれる。
イベントでは、司会進行役としてペナルティのヒデさんが登場し、「吉本中堅芸人の“荒巻大輔(登場人物の一人)”的存在です」と自己紹介。攻殻機動隊好きなことや今回の劇場版アニメの見どころを紹介し、同じく作品のファンであるDaiGoさんを呼び込んだ。DaiGoさんは作品がどれだけ好きかを問われ、「最初の攻殻機動隊を見て人工知能が作りたくなり、人工知能系の研究室に入ったぐらいです」と、熱烈なファンぶりを感じさせるエピソードで会場を驚かせた。
2人のトークに続き、作品のヒロインである草薙素子のコスプレをした加藤さん、しずちゃん、ワッキーさんが次々に登場。「攻殻機動隊」シリーズ好きを自任する加藤さんは見事なコスプレぶりを見せ、「草薙素子になれるのは夢です」と満面の笑みを浮かべた。作品については「まさかの展開ですし、いろいろ謎を残している。もう1回見直して確認したい気持ちになる」と感想を語った。しずちゃんはヒデさんからは「キル・ビル」のほうが向いてるのでは、DaiGoさんからはバトー(登場人物の一人)の方が体格的に似ているとツッコミを入れられつつ、「草薙素子を10階級上げた感じ」とボクシングに例えて自身の姿を表現。さらに「私がこの中で一番強いパンチを打てます」という発言で笑いを誘った。
最後に登場したワッキーさんはスパイダーマンのような独特な動きでステージに上がると、いきなりマイクを落とすハプニングを演じ、「素子よお」と似ても似つかないオネエ口調で自己紹介。DaiGoさんが「俊敏性や機動性は素子っぽいかな」と苦笑交じりに評すると、「素子の俊敏性、運動神経のよさは半端じゃないから、僕が実写版でも行けるかなと思っています」と終始、素子に扮(ふん)することへの自信をのぞかせていた。
ヒデさんからタイトルの“ARISE(起動するの意)”にかけ「新しく始めたいこと」を聞かれた加藤さんは「今回が4部作の第1部なので、作品が続く中で声優として出たいです」と語ると、しずちゃんは「私も声優として出演してあげてもいい」と笑わせた。ワッキーさんは「お笑いの勉強を一からやり直したい」と謙虚(?)に述べた後、「ペナルティが結成20年なので新たにコントを作りたい」とまじめに意気込みを語った。ヒデさんも「ご迷惑がかからない程度の“攻殻機動隊コント”のようなものをやってみたい」と願望を明かした。DaiGoさんは劇場版を見た後にシリーズを見直したと明かした後、「初心に戻り、人の心を違った方向から見ていきたい。人生を変えてくれた映画ですね」と熱弁をふるった。
第1部となる「攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain」はTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国で22日から2週間限定で公開。(遠藤政樹/毎日新聞デジタル)
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